影山ヒロノブさんの熱い歌声で盛り上がった「牙狼＜GARO＞～RED REQUIEM～」製作発表会レポート

テレビシリーズの人気を受け、3D映画化が決定した「牙狼＜GARO＞ ～RED REQUIEM～」の製作発表会が東京国際アニメフェア2010にて行われました。

テーマ曲を歌う影山ヒロノブさんのミニライブもあり、ちょっとした暴露トークもあるなど、短いながらも熱いイベントとなっていました。

まずは雨宮慶太監督が登場。

続いて主役・冴島鋼牙役の小西遼生さん

紅一点の烈花役・松山メアリさん

魔戒法師アカザ役の斎藤洋介さん

魔戒法師シグト役の倉貫匡弘さん

「『牙狼〈GARO〉』の思い出を振り返ると、つらい思い出の方がたくさん出てきますね。アクションが多くて廃屋で深夜まで撮影が行われていたので」という小西さん。しかしながら「アクションを3Dで見せることができるのはうれしい」と笑顔で語ります。

斎藤洋介さんによると、セリフを間違いなどではない、3D作品独特のNGが出るのでとまどったとのこと。3Dだと左右の動きはあまり生きてこないので、あらゆる動きを取り入れる必要があるようです。

深夜撮影がつらかったと語った小西さんですが、どうやらそれは彼のスケジュールにあわせてそうなっていたということを斎藤さんが暴露。それを隣で聞いていた倉貫さんは自分の番のコメントで「斎藤さんのコメントがこのまま2時間くらい続いたらどうしようかと思った」ともらします。製作現場のエピソードには事欠かないということでしょうか。

キャストはいったん退場、すぐに影山ヒロノブさんが登場。ステージに登るやいなや、間髪入れずテーマ曲「牙狼～SAVIOR IN THE DARK～」を熱く歌い始めます。

魔導輪ザルバ役で声の出演に挑戦しているという影山さん。その歌声には親しみがありますが、キャストで影山さんを起用したというのが「牙狼〈GARO〉」の面白いところ。

映画版には出演していない役者さんも客席でその発表を見守っているなど、かなりアットホームな現場なようです。

最後は雨宮監督からの「『牙狼〈GARO〉』の新作発表ができて、僕含めスタッフ・キャストみんなうれしく思っております。みなさんに支えられてここまで来れたと思っておりますので、これからもどうか愛のあるサポートをお願いします。劇場での鋼牙に会いに来てください」というメッセージで締めくくられました。

退場していくキャスト。公開は2010年秋、新宿バルト9ほか全国公開予定とのことです。