生パスタっぽいモチモチ食感なのに糖質オフな大豆粉使用の半生パスタ「大豆がパスタになりました」試食レビュー
大豆粉を粉原料当たり50%配合した半生タイプのパスタ「大豆がパスタになりました」が、2021年9月15日に再販開始されました。100gあたりの糖質が乾麺のパスタの50%、生麺パスタの80%ほどとなっており、糖質と食物繊維の量に配慮されたパスタとして2021年1月に数量限定で販売された際に人気を博したとのこと。「大豆由来のパスタとはどんなものなのか?」ということで、実際に味わってみました。
おいしく大豆を摂る 新しいカタチ 「大豆がパスタになりました」 新発売 | ニュースリリース | 会社情報 | ハウス食品グループ本社
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おいしく大豆を摂る 新しい食のカタチ 「大豆がパスタになりました」 数量限定発売を経て、9月15日より販路拡大 - release_20210915_soy.pdf
(PDFファイル)https://housefoods.jp/company/news/pdf/release_20210915_soy.pdf
「大豆がパスタになりました」のパッケージはこんな感じ。
名称は「大豆パスタ」。原材料には大豆粉、でんぷん、食塩、醸造酢が使用されています。カロリーは中袋1袋(100g)当たり327kcal、たんぱく質は15.6g、脂質は10.7gです。炭水化物は44.9gで、そのうち糖質は44.9g、食物繊維は39.5gです。(PDFファイル)日本食品標準成分表によると、パスタ生麺のカロリーは100g当たり247kcal、たんぱく質は7.8g、脂質は1.9g、炭水化物は46.9gです。
中には100gずつ小分けにされた麺が2袋入っています。
麺は円筒形ではなく少し平たい形状。乾麺ではなくて半生麺なのでグニャグニャと柔らかい状態です。
早速麺をゆでていきます。まずは鍋に1リットルの水と麺1袋分を投入します。
時々かき混ぜつつゆでていきます。この際、塩を入れる必要はありません。
お湯が沸いたらさらに5~7分ゆでます。トータルのゆで時間は7~9分ほどなので、乾麺パスタに比べると少し時短になるか、同等くらいの感じ。
ゆであがったらお湯を切り、お皿に盛り付けます。
まずはソースなしで一口食べてみます。麺は大豆由来らしく、かんでいるとほのかに大豆の香りがしてきます。小麦粉のパスタはツルッとした食感がありますが、大豆のパスタにツルッと感はなく、豆腐を思わせる少しざらつきのある滑らかさ。一方で生麺パスタの特徴である柔らかさと、もちもちした食感はしっかり再現されています。味については「小麦粉のパスタとは明らかに違う味」という意見が多数で、「水分を切った豆腐っぽい」という意見も上がりました。
とはいってもパスタを麺だけの状態で食べる人も少数だと思うので、スーパーで購入した市販のミートソースをかけてみました。
香りや味の強いミートソースをかけたことによって、豆腐っぽい味がほぼ消えて、パスタとして違和感のない状態に。コシなどがない柔らかい仕上がりなので、生麺のパスタを求めている人にとってはかなり完成度が高めといえます。「糖質は抑えたい、でもパスタが食べたい」という人にとっては実用性高めと言えそう。
「大豆がパスタになりました」はオープン価格(税別参考価格598円)で販売中です。
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