2013年度食べログでイタリアン部門東京No.1に選ばれた「incanto」とファミマがコラボし人気投票で選ばれた4品を食べてみた

ファミリーマートが去年に引き続き食べログとコラボしたフードを10月14日(火)から販売しています。2014年バージョンは「食べログベストレストラン2013」のイタリアンレストラン部門で最も評価が高かった「incanto」とコラボし、ラザーニャとパスタといったイタリアンの代表的なメニューの他にサラダやデザートも加えた充実のラインナップになっています。さっそく買って食べてみました。

人気グルメサイト「食べログ」とタイアップ企画第3弾「ファミリーマートで食べたい名店の味～イタリアン編～」東京人気No.1イタリアンレストラン監修パスタなど合計4種類を発売
(PDFファイル)http://www.family.co.jp/company/news_releases/2014/141007_03.pdf

さっそくファミリーマートで「ナポリ風ラザーニャ」「粗挽きソーセージときのこのスパゲティチョチャーラ風」「オルツォとファジョーリのインサラータ（大麦と白いんげんのサラダ）」「ボネッ（アマレッティとエスプレッソプリン）」を購入。

ナポリ風ラザーニャ(税込530円)は、コンビニでよく見るパスタやラザーニャを入れる黒い容器に入っています

incantoの小池シェフが監修し、粗挽きソーセージ・豚バラ肉・サラミ・ゆで卵などを使っているようです。

カロリーは452Kcalで、原材料にはトマトソース・焼パスタ・パスタ・ゆで卵・豚肉煮トマトソース和え・チーズ・ウインナートマトソース和え・サラミ・バジルペーストなどが使われています。

粗挽きソーセージときのこのスパゲティチョチャーラ風(税込470円)もナポリ風ラザーニャと似たパッケージに入っています。

チョチャーラとはローマ近郊の山あいの地方名とのこと。

カロリーは461Kcalでトマトソーススパゲッティ・トマトソース・ウインナートマトソース和え・きのこ炒め・グリンピース・紫玉ねぎ・チーズなどが使われています。

いずれもレンジでの加熱目安時間はコンビニなどに置いてある1600wで50秒、500wで2分25秒。今回は500wで温めていきます。

温めるとトマトやチーズのイタリアンらしい良い香りが広がりました。

ナポリ風ラザーニャは中央に豚バラ肉や粗挽きソーセージが載っています。

サラミは特にトマトソースがかかっていませんでした。

チーズがトロリと溶けてトマトソースと混ざり美味しそう。

まずはサラミののった部分から食べると、コンビニのパスタのトマトソースとは思えないほど質が高く、旨味がしっかりしたトマトソースの味を軸としながら豚肉やチーズの味が絡み合い、絶妙のハーモニーを奏でています。サラミは塩辛さがきつくなく、上品な味に仕上がっており全体の味のバランスが良く取れていました。

トマトソースの質は高いものの、ラザーニャはややぱさついてしまっており食感がイマイチ。もう少し水分が多くてもいいような気がしました。

食べ進むとラザーニャの中からゆで卵が出現。バジルソースも付いており途中から卵のコクとバジルの香りを加えて味を変えて食べることができます。バジルは生のものに負けないくらいに香りがしっかりしていました。

粗挽きソーセージときのこのスパゲティチョチャーラ風も温めるとトマトの良い香りが漂ってきました。

中央にはウインナートマトソース和え

エリンギや紫玉ねぎ

小さなサイズの貝も発見。

トマトソースは真っ赤で、パスタの太さは普通くらい。

フォークに巻き付けてパスタから食べると、ナポリ風ラザーニャと同じようにしっかりとトマトの味が感じられ、きのこやひき肉の旨味が絡み合いグッド。麺はソースのクオリティに比べると食感が柔らかめでイマイチでした。

エリンギはコリコリとした食感がいい感じ。イタリアンに使う普通の材料を使っていますが、一味違う味わいに仕上がっているのが監修したシェフの技量なのかもしれません。

オルツォとファジョーリのインサラータ（大麦と白いんげんのサラダ）は税込230円。

カロリーは119Kcalで、原材料には丸麦・きゅうり・玉ねぎ・ツナフレーク・醸造酢・白いんげん豆・オリーブ油・コーン・赤パプリカ・グリーンリーフ・フレンチドレッシング・赤キャベツ・オリーブなど様々な野菜や穀物が使われています。

開封してみてもかなり色が鮮やかなサラダであることが分かります。

食べてみると水分を良く含んだ丸麦がプチプチとした食感でおもしろい感じ。大麦のようなクセはなく、オリーブオイルなどで味付けられたイタリアンテイストのドレッシングと良く合っていました。あまりウリになっていませんが、かなりの品目の野菜が取れるメニューなので、野菜不足を感じている時にいいかもしれません。

デザートのボネッ(税込230円)は、日本ではあまりなじみがありませんが、イタリアのピエモンテ地方で親しまれるアマレッティとエスプレッソのプリン。

原材料には牛乳・鶏卵・砂糖・カカオマス・植物油脂・アーモンド・乳製品・コーヒー・ココア・脱脂粉乳・食塩などが確認できます。

パッケージを取るとかなりたっぷりのクリームが中央に載っていました。

アーモンドやアーモンドパウダーを使ったアマレッティも入っています。

すくって食べてみるとコーヒーの苦味はさほど強くなく、チョコレート味のプリンといった印象。プリンよりも卵は多く使われておらず、チョコレートやクリームのねっとりとした食感が楽しめます。

「クリームが少し多いのでは？」と食べる前は思いましたが、濃厚なチョコ味とクリームの味が良く合っており、クリームをたっぷり付けてボネッを食べるのがオススメです。

なお、いずれの4品とも期間限定の販売で、ナポリ風ラザーニャと粗挽きソーセージときのこのスパゲティチョチャーラ風は40万食の限定となっています。