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中国政府が仮想通貨を解説するSNSアカウントを一掃


中国最大手のSNSである微博(Weibo) が、暗号資産に関するコンテンツを投稿していた人気アカウント12個を削除しました。これらのアカウントは削除時に「関連する法律および規制に違反している」とのメッセージが通知されたと報じられています。

Weibo purges cryptocurrency accounts amid bitcoin volatility as Beijing continues its crypto crackdown | South China Morning Post
https://www.scmp.com/tech/tech-trends/article/3136242/weibo-purges-cryptocurrency-accounts-amid-bitcoin-volatility

2021年5月21日、中国国務院・金融安定発展委員会は金融政策の方針として掲げた「財務リスクの徹底した防止・管理」という項の中で、「ビットコインのマイニングと取引行為を取り締まり、個別リスクの社会への波及を断固防止する」という目標を掲げました。中国は2013年2017年にも暗号資産に対する規制強化を発表しており、暗号資産のマイニングに大量の電力が必要なことが中国政府の環境政策の妨げになるとの見方から、「今回の規制強化は全面禁止につながる可能性がある」と報じられていました。

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そして2021年6月6日、人気暗号資産系アカウント12個が突如としてWeiboから削除されたと判明しました。これらのアカウントは総計するとフォロワー数が約500万人に達するそうで、専門家は「(発言が相場に大きな影響を与えていることで知られる)イーロン・マスクと同等の影響力を持つアカウントだった」と表現しています。

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香港の日刊英字紙South China Morning Postによると、これらアカウント12個の共通点として「主に個人投資家に対して暗号資産への投資と取引を勧めていた」という点が挙げられるとのこと。2021年3月には中国系の大手暗号資産取引所であるBinance・Huobi・OKExなどの公式アカウントが相次いで停止されていたため、今回の一件は中国政府が削除対象を拡大したと示しているという見方です。

今回の一件で削除されたというアカウントの1つは、新規作成したアカウントから「これで良いと思っています。遅かれ早かれ、起こるべき出来事でした」とコメントしています。

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in ネットサービス, Posted by darkhorse_log

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