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300タイトル超のゲームUIを画像&ムービーでまとめた「Interface In Game」


ビデオゲームのユーザーインターフェース(UI)をまとめた無料のプロジェクトが「Interface In Game」です。Interface In Gameは熱心なボランティアゲーマーによる専任チームにより開発されており、ゲーム開発者やデザイナーがデザインのインスピレーションを得られるようにと作成されています。

Interface In Game | Collection of video games UI | Screenshots and videos
https://interfaceingame.com/

Interface In Gameのトップページはこんな感じ。記事作成時点では2020年11月10日に発売された「アサシン クリード ヴァルハラ」が推されています。


Interface In Gameでゲームタイトルを探す方法は複数用意されています。

「Genres(ジャンル)」には、「Action(アクション)」(180タイトル)、「Adventure(アドベンチャー)」(74タイトル)、「Card Game(カードゲーム)」(11タイトル)、「Fighting(格闘ゲーム)」(13タイトル)、「FPS」(58タイトル)、「Indie(インディー)」(80タイトル)、「MMO(大規模マルチプレイヤーオンライン)」(5タイトル)、「Music(音ゲー)」(5タイトル)、「Platformer(プラットフォーマー)」(41タイトル)、「Puzzle(パズル)」(23タイトル)、「Racing(レース)」(13タイトル)、「RPG」(46タイトル)、「Simulation(シミュレーション)」(39タイトル)、「Sport(スポーツ)」(13タイトル)、「Strategy(戦略)」(69タイトル)の15ジャンルが用意されています。


「Recent games add(最近追加されたゲーム)」には、最近Interface In Gameに追加されたゲームが表示されています。ここに表示されるのは最近発売されたタイトルではなく、あくまで「最近Interface In Gameに追加されたタイトル」です。記事作成時点では「Star Wars:スコードロン」「I'm Ping Pong King」「Diablo II:Resurrected」「Quake Champions」といったゲームが並んでおり、メインビジュアルの下にタイトル、その下に発売日、さらにその下にはジャンルが記載されています。


他にも、「Elements(要素)」別でUIをチェックすることも可能。要素として用意されているのは「Character(キャラクター)」、「Credits(クレジット)」、「Dialogue(ダイアログ)」、「Game over(ゲームオーバー)」、「In game(ゲーム中)」、「Inventory(インベントリ)」、「Level selection(モード選択)」、「Loading(ロード)」、「Lobby(ロビー)」、「Map(地図)」、「Menu(メニュー)」、「Overlay(オーバーレイ)」、「Progress(進捗)」、「Quest(クエスト)」、「Scoreboard(スコアボード)」、「Settings(設定)」、「Skill tree(スキルツリー)」、「Start screen(スタート)」、「Stats(スタッツ)」、「Store(ストア)」、「Tutorial(チュートリアル)」といった21種類。


さらに、「Themes(テーマ)」別でUIを絞ることもできます。テーマとしては「Cartoon(カートゥーン)」(93タイトル)、「Fantasy(ファンタジー)」(73タイトル)、「Horror(ホラー)」(27タイトル)、「Medieval(中世)」(41タイトル)、「Military(ミリタリー)」(27タイトル)、「Modern(モダン)」(63タイトル)、「Pirate(海賊)」(1タイトル)、「Pixel art(ピクセルアート)」(26タイトル)、「Sci-Fi」(63タイトル)、「Western(西部劇)」(3タイトル)の10種類が用意されています。


例えば2020年6月に発売された「VALORANT」は、メイン画面や勝利画面、購入フェーズ、武器、アビリティ、キャラクターといった要素から、ヘッドショットが決まった際の画面までストックされています。なお、Interface In Gameに保存されているのはゲームのスクリーンショットだけでなく、ムービー形式で記録したものもあります。


他にも、「Recent articles(最近の記事)」にはゲーム開発者へのオリジナルインタビューが並んでおり、世界累計販売本数500万本超を記録した鬼ごっこホラーゲーム「Dead by Daylight」でリードUIデザイナーを務めたSarah Robinson氏へのインタビューや、世界累計販売本数1000万本超を記録したオープンワールドRPG「Horizon Zero Dawn」でUI/UXディレクターを務めたAhmed Salama氏へのインタビューなどが掲載されています。


なお、Interface In GameにはPayPal経由で投げ銭することも可能。投げ銭で集められた寄付金は、ソフトウェアライセンスや、ウェブサイト・サーバーのホスティングなどに充てられます。

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in ネットサービス,   ゲーム,   デザイン, Posted by logu_ii

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