Appleが2021年最初の配信イベント「Spring Loaded」の開催を発表

Appleが日本時間の2021年4月21日2時から、2021年最初の発表イベント「Spring Loaded」を開催します。イベントの中では新型iPad Proや落とし物トラッカーのAirTagなどが発表されると目されています。

Apple announces special event for April 20: 'Spring Loaded' - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2021/04/13/apple-april-event-ipad-confirmed/

Appleは2020年9～11月の3カ月に3つの配信イベントを開催し、新型iPhoneなどを発表しました。4カ月以上にわたりイベント等を一切行ってこなかったAppleですが、2021年最初のイベントとして、4月21日に「Spring Loaded」を開催すると発表しています。なお、「Spring Loaded」は新型コロナウイルスの影響を鑑みて完全リモートでの開催となります。

「Spring Loaded」の開催は、Appleの音声認識アシスタントであるSiriにより明らかになりました。Siriに「Appleのイベントはいつ開催されますか？」と尋ねると、「(現地時間の)4月20日に開催します」と回答したことから、イベントの開催日時が明らかになっています。なお、メディア向けにAppleからもイベントの開催を告知する招待状が配布済みです。

Appleは2019年3月に開催したイベントの中で、「Apple Card」「Apple Arcade」「Apple News＋」といったサービス中心の発表を行いました。そして、2020年春には新型コロナウイルスのパンデミックを考慮してイベントを開催しませんでした。ただし、Appleはイベントを開催せずにひっそりと新型iPad Proを発表しています。

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なお、「Spring Loaded」の中でAppleが発表すると目されているプロダクトは以下の通り。

・iPad Pro
新型iPad Proに関するウワサの中で最も特徴的なのは、ミニLEDディスプレイを搭載するというもの。ミニLEDは液晶ディスプレイで採用される新しいバックライト形式で、有機ELディスプレイと同じような利点を複数持っています。通常のLEDディスプレイと比べると輝度が上昇し、電力効率が改善され、焼き付きのリスクも低くなります。AppleはiPad Proだけでなく複数の端末のディスプレイにもミニLEDを採用するとウワサされています。

そのほか、Thunderboltポートを備えているという報道もあります。

・iPad mini
iPad miniはこれまでよりもベゼルが小さくなり、ディスプレイサイズが7.9インチから8.4インチに拡大するといわれています。ただし、第4世代iPad AirやiPad Proのような新デザインの筐体は採用されず、ホームボタンやTouch IDは健在のままと予測されている模様。

・AirTag
AirTagはApple純正の落とし物トラッカーであり、2年ほど前から開発中であるとウワサされています。

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なお、Appleは2021年4月にサードパーティー製品でも位置情報検索機能「探す(Find My)」が利用できるようにアップデートしているため、落とし物トラッカーのChipoloが「探す」に対応した製品のリリースを予定しています。

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・Apple TV
記事作成時点でApple TVの最新モデルである「Apple TV 4K」は、2017年に発売されたものです。そのため、長らく「間もなくAppleが新型Apple TVをリリースするのでは？」とウワサされています。新型Apple TVに関する詳細はほとんど報じられていませんが、9to5Macは「120Hz対応」を裏付ける証拠を発見しています。

・新型Mac
Apple Silicon搭載Macの登場が予想されており、中でもiMacと14/16インチMacBook Proの登場が期待されています。