レビュー

無料でブラウザから遊べる丸亀市公式RPG「まるがめクエスト~囚われの12姫~」は観光目的なのにかなりの歯ごたえ


香川県中西部に位置する丸亀市が観光PRの一環で、ブラウザから無料で遊べるRPG「まるがめクエスト~囚われの12姫~」を公開しました。丸亀市職員が自ら制作したゲームとのことで、ゲームの中の丸亀市は果たしてどんな感じに仕上がっているのかを実際に遊んで確かめてみました。

丸亀市観光RPGゲーム『まるがめクエスト~囚われの12姫~』配信開始! - 丸亀市の観光情報サイト | 丸亀市観光協会
https://www.love-marugame.jp/event/5171



公式サイトの下部にある「WEBブラウザ版はコチラ」直下の画像をクリックするとプレイ可能です。


ゲームが起動するので、「ニューゲーム」を選択してゲーム開始。なお、RPGツクールMVで制作されており、HTML5版がブラウザ上で起動するので、別途ランタイムのインストールなどは不要です。


操作方法は、PCだと矢印キーが上下左右の移動、SpaceキーあるいはEnterキーが決定、Escキーがキャンセルとなっています。また、スマートフォンの場合はタップで選択と決定、ピンチインでキャンセルになります。

ゲームは丸亀市が謎のモンスターに乗っ取られてしまい、観光地としての機能を失ってしまったため、マスコットキャラクターが立ちあがる!というストーリー。


主人公は、丸亀市名物「全力鳥」の公式マスコットキャラクターであるとり奉行骨付じゅうじゅうです。丸亀市は完全にモンスターに乗っ取られて荒廃してしまっている様子に驚きを隠せないじゅうじゅう。


そんなわけで丸亀市駅へ向かいます。


丸亀市駅では、女の子がモンスターに襲われていました。とっさに助けに入ります。


戦闘はオーソドックスなコマンド選択式のRPGです。


無事チンピラオークを撃破。襲われていた女の子は、香川県丸亀市を中心に活躍するタレントの福本愛莉でした。お礼に丸亀市の銘菓であるおいりと……


写真集をくれました。


というわけで、じゅうじゅうは装備を調えて丸亀市を救う旅へ出発することに。


最初の目的地は、駅から南西にあるうちわの港ミュージアムです。


ミュージアムの店員が、うちわの港ミュージアムの内容や丸亀うちわの存在をアピールしてくれます。


ミュージアムの奥では、「うちわ美魔女」がミュージアムを襲っていました。


うちわ美魔女に立ち向かっていた町娘のうちっ娘が仲間に加わり、戦闘開始。


うちっ娘は職業が魔法使いで、うちわを使って強力な攻撃魔法の「火の風」を繰り出すことができます。


回復をしっかり挟みながら、うちわ美魔女を撃破。


ボス戦が終わったので、セーブをします。Escキーあるいはピンチインでメニューを呼び出して「セーブ」を選べば、いつでもセーブが可能です。


同じように襲われているマスコットキャラクターを救うべく、丸亀市をうろうろ。


フィールドでも戦闘がランダムエンカウントで発生します。雑魚モンスターはスライムンなど、ファンタジー系のRPGではおなじみのモンスターが登場します。


今度は丸亀市駅のすぐ近くにある丸亀市猪熊弦一郎現代美術館へ。


そこで襲われていたのは、丸亀市と同人誌販売店のメロンブックスのコラボレーション企画「丸亀城と12人のお姫さま」に登場する三冬姫でした。


三冬姫を救うべく、おしゃれこうべ魔人と対決。しかし、おしゃれこうべ魔人の攻撃力はかなり高く、重なる大ダメージに回復が追いつかずにあえなく全滅。全滅するとゲームオーバーとなり、タイトルに戻ってしまうため、こまめなセーブが必要です。


最後にセーブしたところから、今度はフィールド上で雑魚モンスターを倒しまくり、経験値を稼いでレベル上げをしてから挑みます。


新しいスキルを覚えたことで、おしゃれこうべ魔人にこれでもかとダメージを叩き込みますが……


強力なスキルであっという間に全滅。「まるがめクエスト~囚われの12姫~」の難度はかなり高く、オートセーブがないのでゲームオーバーになったらタイトルに戻るという仕様で、かなり歯ごたえがある内容になっています。


Twitterでもやはり「難度はかなり高い」という意見もあり、丸亀市観光協会の公式アカウントによれば仲間を集めることが重要だとのこと。かなり骨のある出来なので、モンスターに襲われてしまった丸亀市が果たしてどうなってしまうのか、ゲームと丸亀市に興味のある人はぜひチャレンジしてみてください。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
岐阜県民に転生して魔物を倒すレトロRPG風スマホゲーム「岐阜クエスト」で岐阜を滅亡から救ってみた - GIGAZINE

群馬の群馬による群馬のためのNintendo Switch版「ぐんまのやぼう あなたもわたしもぐんまけん」はマルチプレイ追加でより群馬愛にあふれていた - GIGAZINE

うわあああああああ!と絶叫する「豆」たちをつぶす謎のFlashゲーム - GIGAZINE

混沌の2020年を無料でプレイ可能なゲームで振り返る「2020 Game」 - GIGAZINE

in レビュー,   ゲーム, Posted by log1i_yk

You can read the machine translated English article here.