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AppleがiPhoneに「折りたたみディスプレイ」や「画面内Touch ID」を搭載するとの報道


2021年に登場するiPhoneでは指紋認識センサー「Touch ID」がディスプレイ内に搭載され、今後のラインアップでは「折りたたみ式iPhone」が登場する可能性があるとBloombergが報じました。

Apple Considers Foldable iPhone; Minor Changes Planned for 2021 Models - Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2021-01-15/apple-considers-foldable-iphone-minor-changes-planned-for-2021-models

Report: This year’s iPhones may have in-screen Touch ID | Ars Technica
https://arstechnica.com/gadgets/2021/01/report-this-years-iphones-may-have-in-screen-touch-id/

Bloombergが関係者から得た情報によると、2021年に登場するiPhoneには、指紋認識センサーであるTouch IDがディスプレイ内に搭載される予定とのこと。iPhone 12ではTouch IDが搭載されておらず、顔認識システムであるFace IDのみが搭載されていましたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行を受けてマスク着用者が増加したことを受け、再びTouch IDが搭載される見込み。なお、Face IDは拡張現実(AR)やカメラ機能に役立つため、削除されることはないそうです。

Apple内部では、2021年に登場するiPhoneは2020年登場のiPhone 12シリーズから大きく変わっていないという点を揶揄して、マイナーアップグレード版のiPhoneに使われる名称の「s」を付けた「iPhone 12s」と呼ばれているとのこと。ただし、これは内部技術者が独自にそう呼んでいるだけで、正式名称がどのようになるかについては言及されていません。


BloombergはAppleがiPhoneに大きく手を加えようと検討していることも報じています。その1つがポケットに入れやすいコンパクトなサイズのままディスプレイを大きくできる「折りたたみ式ディスプレイ」の採用です。試作品の折りたたみ式ディスプレイはSamsungの折りたたみ式スマートフォン「Galaxy Fold」のように、背面部のヒンジはほぼ見えないようになっているそうです。しかし、あくまで折りたたみ式iPhoneは構想段階であり、「実現するとしても数年先で、構想のまま終わるかもしれない」とBloombergは記しています。

Bloombergが報じたもう1つの検討は、「充電ポートの削除」です。Appleはワイヤレス充電器「MagSafe」を優先し、一部のiPhoneで充電ポート自体を撤去する可能性があるとのこと。Bloombergは、iPhone 12シリーズに電源アダプタが付属しなかったことが先例になっていると主張しています。

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in モバイル,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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