レビュー

無料でセルの成長・死滅を観察できるマルチプレイのライフゲーム「Conway’s Multiplayer Game of Life」をプレイしてみた


ライフゲーム」は数学者のジョン・ホートン・コンウェイ氏が開発した数学モデルで、セルの増減によって生命の生死・進化を観察できます。そんなライフゲームを複数人同時に楽しめるようにしたブラウザゲーム「Conway's Multiplayer Game of Life」をプレイしてみました。

Conway's Multiplayer Game of Life
http://lifecompetes.com/

「Conway's Multiplayer Game of Life」のトップ画面はこんな感じ。中央にライフゲームの画面が配置されており、その下にはハイスコアランキング、チャット、オンライン状態のプレイヤーが表示されています。


ゲームを始めるために、まずはプレイヤーカラーを決めます。プレイヤーカラーは「your color」と記された枠内のマウスポインターの位置によって変化します。今回は青色でプレイすることにしました。


好きな名前を入力したら「play」をクリックしてゲームを始めます。


ゲーム画面はこんな感じ。画面上には他のプレイヤーが配置した「セル」が表示されています。「Conway's Multiplayer Game of Life」では、上部のプログレスバーが満たされるごとに1世代が進み、世代が進むごとにライフゲームのルールに沿ってセルの形が変化します。


初期状態では最大12個のセルを配置できます。画面の好きな位置をクリックして「place cells」をクリックすると……


こんな感じにセルを配置できます。今回はブリンカーと呼ばれる形を再現してみました。なお、消費したセルは8世代につき1つずつ回復し、最大12個まで保持できます。


配置したセルは世代が進む度に形を変化させます。ライフゲームでは、配置によっては数世代でセルが消えてしまうこともありますが、ブリンカーは縦横を切り替えながら生き続けます。


次は、斜め上方向に移動続けるグライダーと呼ばれる形状で配置してみます。


思惑通りに斜め上へとセルが移動していきましたが、他のプレイヤーが配置したセルと接触してしまいました。


他のプレイヤーとセルが接触した場合は、周囲のセルを多く埋めているプレイヤーのセルが生き残ります。今回は、緑色のプレイヤーのセルが生き残り、青色のセルは死滅してしまいました。


「もっとセルを増殖させたい!」と考え、セルが増殖していく配置を調べて、配置してみました。


配置したセルは順調に増殖していきます。「このまま増殖し続けるだろう」と考えていると……


他のプレイヤーが配置したセルが移動して接触してしまいました。


セルの塊は青色のプレイヤーがの方が大きかったのですが、接触した位置が悪く、増殖したセルの大部分が死滅してしまいました。


「Conway's Multiplayer Game of Life」はマルチプレイのゲームですが、特に勝敗が決まっているワケではなく、自分のセルと他のプレイヤーのセルが接触して形状が変わる様をぼんやり眺められるので、暇つぶしに最適なゲームです。また、適当にセルを配置しているだけで面白い形に成長することもあるので、何分でも眺めていられるゲームでした。

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in レビュー,   ゲーム, Posted by log1o_hf

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