レビュー

無料でURLから余計なゴミを自動削除してリダイレクトやトラッキングを防止してくれるFirefox用拡張機能「Link Cleaner+」


FacebookやSteamの掲示板などでリンクをクリックした時、「外部サイトに移動します」というようなリダイレクトページに移動させられて、余計なクリックをしなければならずイラッとした経験がある人は多いはず。また、メールなどに記載されていたリンクのURLに「utm_~」のようなデータ収集用のパラメータがあると、SNSなどで共有する際にURLを削らなければならず手間がかかります。無料でFirefoxにインストール可能な「Link Cleaner+」を使うと、自動的にURLから自動的にトラッキング用パラメータやリダイレクト用のURLを削除してくれます。

Link Cleaner+ – Firefox (ja) 向け拡張機能を入手
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/link-cleaner-plus/

Steamなどのサイトに張られているリンクの中には……


クリックするとこんな感じのリダイレクトページに飛ばされるものがあります。


Facebookにも「Link Shim」というスパム防止のための仕様があり、リンクによっては中間ページにリダイレクトされることがあります。これには、悪意あるサイトへのアクセスを防ぐという目的がありますが、余計なクリックが必要になるというデメリットもあります。


また、メールに記載されたURLなどにはこんな感じのトラッキング用パラメータがURLについていて、URLが本来よりも長くなったりすることもあります。


こんな場合にFirefox用拡張機能の「Link Cleaner+」を使うと、URLから余計なパラメータを自動で削ってくれます。「Link Cleaner+」をインストールするには、配布ページにアクセスしてから「Firefox へ追加」をクリックします。


「追加」をクリックすればインストール完了です。


「Link Cleaner+」をインストールすると、こんな感じで「?utm_~」以降のパラメータが自動で削除されました。


AmazonのURLもスッキリ。


インストール前にはリダイレクトされたSteamのリンクも、リダイレクトされずに直接アクセスできるようになりました。


「Link Cleaner+」開発チームによると、「Link Cleaner+」は他の拡張機能とは違ってJavaScriptをページに挿入しないため、CPUやメモリといったリソースを余計に消費することがないとのこと。ただし、注意点として「SlackのリダイレクトURLをクリーンアップしてしまうと、外部にもらしたくないURLがリークする可能性があるため、Slackヘルプセンターのアドバイスに従って対策を講じて欲しい」と開発チームは述べています。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
長いURLに含まれる余計な文字列を自動的に削除してくれる拡張機能「Tracking Token Stripper」 - GIGAZINE

1クリックでページタイトルとURLをコピーできるChrome拡張機能「Simple URL Copy」 - GIGAZINE

「広告ブロック機能は万能ではない」と研究者が指摘 - GIGAZINE

トラッキング防止機能を回避してサードパーティートラッカーを有効にする手法が使われている - GIGAZINE

Firefoxがデフォルトでリダイレクトトラッカーをブロックする「Enhanced Tracking Protection 2.0」を公開 - GIGAZINE

in レビュー,   ソフトウェア, Posted by log1l_ks

You can read the machine translated English article here.