ゲーム

家族の絆を感じながら闇に飲まれたダンジョンに挑むゲーム「チルドレン・オブ・モルタ ~家族の絆の物語」


魔物がはびこるダンジョンの奥深くまで探索し、さまざまなストーリーを楽しみながら世界に平和を取り戻すアクションRPG「チルドレン・オブ・モルタ ~家族の絆の物語」が2020年12月17日(木)に登場しました。入る度に異なるマップが生成されるダンジョンでダークな雰囲気を楽しめるとのことで、Nintendo Switch版を実際にプレイしてみました。

『チルドレン・オブ・モルタ~家族の絆の物語~』公式サイト - DMM GAMES
https://childrenofmorta.games.dmm.com/

タイトル画面はこんな感じ。


ボタンを押すと画面が変わりました。セーブデータは5つまで作成できるようです。


オプションではボタン配置や操作レイアウトなどを変更できます。


難易度はノーマルとハードを選べますが、今回は「ノーマル」を選択してゲームスタート。


まずムービーが始まりました。平和な国「レア」に異変が起こり、あたりは暗闇に飲まれてしまいます。


異変を察知したのか、とある家の中で老婦人「マーガレット」が目覚めます。


マーガレットは祭壇に答えを求めますが、何も反応がありません。


マーガレットは英雄である息子のジョンに、レアの祭壇を調査するよう求めます。ジョンはマーガレットから「神のシャード」、兄から剣と盾を受け取り、家族に見送られながら調査へと向かいます。


レアの祭壇はうっそうと茂った森の奥にあり、森は薄暗く不気味な雰囲気を漂わせています。ここでようやくキャラクターを操作できるようになりました。Nintendo Switchの左スティックでジョンを移動させることが出来ます。


しばらく歩いていると魔物が現れました。


Yボタンを押すとジョンが手に持った剣で攻撃を繰り出すことができます。


Lボタンを押すと盾を構え、敵の攻撃を防ぐことができます。しかし攻撃を防ぐと青いスタミナゲージを消費します。


森の奥へ進むと動物の死体がありました。こういったオブジェクトをAボタンで調べると「ジェムストーン」を手に入れられることがあります。


ジェムストーンは「宝箱」を開く際などに使用します。宝箱からは特殊なアイテムやこの世界の通貨「モルヴ」などが手に入ります。


まれに、周囲の敵よりひときわ強い個体が現れることがあります。こういった敵の上には黄色いドクロのアイコンが浮かんでいるので、普通の敵と簡単に区別することができます。強力や敵は体力が高く、特殊な攻撃も仕掛けてくるので注意。


敵を倒すと経験値を獲得し、経験値が一定数たまるとレベルが上がります。ダンジョンにいるうちは、「-」ボタンを押すといつでもスキルツリーを開く事ができます。


スキルツリーはこのようになっており、取得したいスキルにカーソルを合わせることでスキルの内容を確認できます。レベルが上がるにつれて獲得できるスキルが増えて行くようです。


ジョンは新たなスキル「天からの一撃」を獲得しました。


「天からの一撃」はXボタンで発動でき、周囲の複数の敵の頭上に剣が出現して大ダメージを与えます。


しばらく進むと長女のリンダと遭遇しました。先に一人で遺跡の調査をしていたようです。


リンダと一緒に調査を進めることになりました。リンダは自動的にジョンの後を追い、自動で攻撃もしてくれます。


レアの祭壇の最奥部に到達すると、怪物の姿が見えました。祭壇を我が物顔で支配し、儀式を行っていたようです。


「レアの祭壇」の怪物と戦ってみたムービーは以下から確認できます。

チルドレン・オブ・モルタで「レアの祭壇」の怪物と戦ってみた - YouTube


怪物を倒すことに成功したジョンとリンダは、レアの祭壇で見たことを報告します。怪物の存在、また聖なる古代樹が切り倒されていたこと、その恐怖を説明するとマーガレットは「その恐怖は『堕落』である」と確信を得ます。


マーガレットの家族、ベルグソン家の使命は堕落がもたらす「死」に立ち向かうこと。


話を聞き終えたリンダは家の暖炉に向かって呪文を唱え始めました。すると暖炉が開き、地下への長い階段が現れます。


ベルグソン邸宅の地下には巨大な空間が存在していたのでした。この空間は神「レア」がベルグソン家に与えた聖域です。ここから聖なる土地へ向かい、3人の精霊を集め、中央の大きな結晶を作動させ「堕落」への道を開く必要があるとのこと。


ムービーが終わり、「ケルディッポ洞窟」へ向かう門を選択できるようになりました。


ここまでが物語の序章といった感じ。ここからはプレイ可能なキャラクターにリンダも追加されており、ダンジョン選択時に使用するキャラクターを選択することが可能。


ケルディッポ洞窟には至る所にクモの巣がはっており、毒の臭いにあふれています。


ケルディッポ洞窟にはさまざまなギミックがあり、例えば体が引き寄せられるトーテムや……


攻撃すると爆発し、キャラクターがダメージを受けるトーテムなど、さまざまな仕掛けがプレイヤーを待ち受けています。


ダメージを受けてしまっても、敵やオブジェクトからまれにドロップする回復アイテムをとれば、体力が少量回復します。しかしこの回復アイテムはなかなかドロップせず、序盤はかなり厳しい戦いを強いられました。


他にも、「オベリスク」と呼ばれるオブジェクトを調べると、一定時間キャラクターを強化する恩恵を受けられます。移動速度が上がったり、体から電気を発して敵にダメージを与えたり、便利な効果を得られます。


ダンジョンの中には青い光のゲートで仕切られた小部屋が存在し、そこではイベントやミニゲームが発生します。イベントでは新しい人物と出会えたり、ミニゲームでは特別なアイテムがもらえたりします。


ミニゲーム「神々の『ポン』」が発生しました。プレイしている様子は以下のムービーから確認できます。

チルドレン・オブ・モルタで、ミニゲーム「神々の『ポン』」で遊んでみた - YouTube


敵を連続で倒し続けると、画面下部に連続討伐数が表示され、一定時間内に倒した敵の数だけモルヴのボーナスを得られます。


連続討伐などで道を切り開いていたのですが、奮闘むなしく道半ばで倒れてしまいました。


倒れた際はプレイ時間、倒した敵などの結果が表示されます。


しかし、さすがは英雄です。何事もなかったかのように復活し、聖域まで戻ってきました。


家に戻ると少し変化がありました。「ベンの工房」では武器の強化が可能。


「ライブラリ」では、今までに取得した情報をテキストで閲覧することができます。


再びケルディッポ洞窟に挑戦しますが、序盤は敵が強く、何度も挑戦することになります。何度目かの挑戦の後、ようやく最奥部までたどり着きました。何やらボス戦前の雰囲気が漂っています。


大きなクモ型のボス敵が現れました。


このボスはクモの糸を出してキャラクターの動きを鈍くしたり、自身は天井に逃げて子分のクモに攻撃を仕掛けさせたりと、かなりトリッキーな動きで苦戦を強いられます。ボスの体力をほとんど減らせずあっさり負けてしまいました。


モルヴを集めてベンの工房で武器を強化したり、経験値をためてスキルを獲得し、自身を強化したりしていきます。何度も挑戦していくと新たなイベントが発生したり、新たなキャラクターでプレイできるようになったりします。


別のキャラクター「ケヴィン」でプレイしてみたのが以下のムービーです。

チルドレン・オブ・モルタで「ケヴィン」でプレイしてみた - YouTube


数十回のチャレンジの後、ようやくボスを倒せたのが以下のムービーで確認できます。強化を重ねるにつれ、敵を簡単に倒せるようになっていることに気づき、何回も挑戦したかいがあったと実感します。

チルドレン・オブ・モルタで、「ケルディッポ洞窟」のボスと戦ってみた - YouTube


無事に帰路につき家族に報告するのですが、まだまだ「堕落」への道のりは長く、次なるダンジョンへと向かうことになります。


序盤は攻撃力などのステータスが低く、倒されては挑戦を繰り返すのですが、自身を強化していくにつれて段々とダンジョン攻略がラクになっていくので、そういったトライアンドエラーが好きな人にオススメ。ダンジョンは入る度に形を変え、毎回異なるイベントも発生するので、同じダンジョンに潜っても毎回新鮮な気持ちでプレイできるのもポイントです。

今回プレイしたのはNintendo Switch版でしたが、PS4版とPC版も販売されています。Nintendo Switch版はAmazon.co.jpでも取り扱われており、価格は税込3580円です。

Amazon | チルドレン・オブ・モルタ~家族の絆の物語~ - Switch | ゲーム

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
Nintendo Switchで超本格的な米づくりシミュレーションと爽快アクションが楽しめる「天穂のサクナヒメ」プレイレビュー - GIGAZINE

落命を重ねて己の無力さを痛感しながらアクションゲームの楽しさに目覚める戦国死にゲー「仁王2」 - GIGAZINE

何度も命を落としながらスタイリッシュなアクションで複雑なダンジョンを冒険する「Dead Cells」をNintendo Switchで遊んでみた - GIGAZINE

Nintendo Switchでサイコロ運を味方に付けてランダム生成されるダンジョンを攻略する「Dicey Dungeons」をプレイしてみた - GIGAZINE

in レビュー,   動画,   ゲーム, Posted by log1p_kr

You can read the machine translated English article here.