レビュー

わずか1.5kgと超軽量で至るところに使えるダイソンのコードレス掃除機「Dyson Micro 1.5kg (SV21 FF) 」レビュー


たった1.5kgという軽さゆえに片手で軽々と持ち上げられ、コードレスのため持ち運びも楽チンで、壁や天井、車のシートなどとにかく至るところの掃除が可能になるダイソンのコードレス掃除機「Dyson Micro 1.5kg (SV21 FF)」が10月8日(木)から登場しています。吸い取ったホコリに触れずにゴミ捨て可能だったり、フィルターが水洗い可能だったり、1台で布団クリーナーやハンディクリーナーを兼ねていたりと何かと便利そうだったので、実際にどんな感じなのか使って確かめてみました。

◆1:開封&本体外観はこんな感じ
◆2:用途によって使い分け可能な6パーツ
◆3:実際にさまざまな使い方で掃除してみた
◆4:充電方法とまとめ

Dyson Micro 1.5kg (SV21 FF)|掃除機|ダイソン
https://www.dyson.co.jp/dyson-vacuums/cordless/dyson-micro/dyson-micro.aspx

◆1:開封&本体外観はこんな感じ
これがDyson Micro 1.5kg (SV21 FF)のパッケージ。


箱を開けると説明書とパーツが見えました。Dyson Micro 1.5kgはパーツがバラバラの状態で届くので、簡単な組み立てを行う必要があります。


箱の中身を全部取り出してみました。


これが掃除機本体。本体のみの重さは約1kg。サイズは幅が8.5cm、奥行き29cm、高さ22.2cmです。


本体上部には「MAX」と書かれたボタンと、電源スイッチがあります。MAXはいわゆる「強」モードに切り替えるボタンです。本体にはバッテリーが内蔵されているので、パーツをつけない状態でも電源を入れることができますが、正しく使うためにいろいろなパーツを取り付けていく必要があります。


本体前方にはパーツを取り付けるための穴が開いており、写真左側に写っているようなヘッドといったパーツを、この穴に挿せる作りになっています。


後ろの紫の部分はフィルターになっています。反時計回りに少しだけ回して引き抜くと…


パカっと外せました。ダイソン社によると、1か月に1度は掃除が必要だそうです。


なお、フィルターは丸ごと水洗いが可能です。


外した状態では電源スイッチを押しても反応しません。


電源コードはこんな感じ。本体はある程度充電された状態で届きましたが、念のため充電しておきます。


本体下部前方にあるソケットにプラグを差し込みます。


プラグは横向きに挿さるので、他のプラグの邪魔をしないというのもポイント。


充電が開始されると本体下部のランプが青く点滅します。


◆2:用途によって使い分け可能な6パーツ
付属のパーツはクリーナーヘッド・ミニモーターヘッド・コンビネーションノズル・卓上ツール・収納用ブラケット・ツールクリップの計6個。それぞれのパーツを確認していきます。まずはメインのクリーナーヘッドです。横向きに少し曲がるようになっています。


ヘッドは上下に45度ほど曲げることができます。


幅は約21cmです。


以下は長さ約80cmの延長ノズル。本体に直接ヘッドクリーナーなどを取り付けるとハンディクリーナーとして利用でき、延長ノズルにそれぞれのヘッドを取り付けると通常の掃除機のように使えるというわけです。


続いて「ミニモーターヘッド」です。


裏はブラシ状になっています。ソファや布団の掃除に最適とのこと。


こちらも上下に45度ほど曲げることができます。


次は「卓上ツール」です。メインのクリーナーヘッドや交通系ICカードと比べてみても、卓上を掃除しやすいよう小型になっていることがわかります。


裏はこんな感じ。赤い部分のブラシで細かい汚れを取ることができます。


本体に直接取り付けると手元での掃除がしやすくなります。


こちらは「コンビネーション隙間ノズル」です。以下は延長ノズルにコンビネーション隙間ノズルを取り付けており、これにより手の届かない狭い場所を掃除することが可能です。


ブラシは灰色のボタンを押して前方にスライドさせることで使えるようになります。


こちらはツールクリップです。


ツールクリップにコンビネーション隙間ノズルや卓上ツールを取り付けて延長ノズルにはめ込んでおけば、掃除中にすぐパーツを付け替えることができるというアイテムとなっています。


◆3:実際にさまざまな使い方で掃除してみた
実際に使用していきます。小型化されたとのことで狭い場所や高い場所の使い心地を確かめていきます。まずはキッチンの下方にある戸棚の下です。


編集部にはルンバe5があり毎日稼働していますが、高さ92mmのこのルンバは戸棚につっかえて下のスペースに手が届かない状態です。



ルンバが通った後でも、以下のようにゴミが散乱した状態ですが……


この場合は掃除機本体+延長ノズル+コンビネーション隙間ノズルという3つを組み合わせて、ルンバの吸い取れない狭い隙間のゴミを吸い取っていきます。


冷蔵庫と壁の間など、狭い場所でも問題ナシ。


1.5Lペットボトルほどの重さなので、高い場所でも片手で持ち上げて掃除することができます。


続いてルンバが上がることのできない階段の部分です。


ここは本体+延長ノズル+メインのクリーナーヘッドで掃除すればOK。


最後は車の中です。コードレスで軽く、電源の届かない場所にも楽々持ち運べるのはうれしいポイントです。本体+コンビネーション隙間ノズルという組みあわせで床のゴミを吸い取るほか……


本体にミニモーターヘッドを直接取り付けて座席を近い距離で掃除することもできます。


ごみを捨てる際は、本体下部の赤いレバーを押しながら前方にスライドさせます。


蓋がパカっと開きそのままごみを捨てることが可能です。


さらにこの部分にあるレバーを押して引き抜くことで全体を取り外すことも可能になっています。ごみ箱が離れている時は本体からゴミ入れを切り離して運ぶことができるのも便利です。


◆4:充電方法とまとめ
Dyson Micro 1.5kg (SV21 FF)には以下のような充電ドックも付属しています。Dyson Micro 1.5kg (SV21 FF) はスタンドに立てかけるなどして充電するタイプではなく、壁に充電ドックをネジで固定し、ドックに掃除機をかけて充電する形です。スタンド式で収納・充電するには別途スタンドなどを購入する必要があります。


左のパーツの裏側から電源コードを通していきます。


裏から引っ張ってきて、中央の台座に取り付けます。


蓋をカチッという音がするまで閉じていきます。


裏側にコードを這わせます。


続いてもう一つのパーツを取り付けます。


閉め合わせて出来上がりです。


コンセントを挿して壁に取り付ける場合このような形になります。下部の2か所の穴には本体同様パーツを挿して保管しておくことが可能です。


ドックのくぼみに本体のハンドルを挿入すると、充電プラグがささるようになっています。実際にセットしてみると、充電中であることを示す青いランプが光っているのが確認できました。


実際に使ってみたところ、とにかく軽くて持ち運びやすいというのが最大のポイントで、長時間使っていてもあまり疲れを感じないのはグッド。軽さを活かして机の上や少し高い位置の掃除などの掃除も、一般的なコードレス掃除機よりもラクに行えそうでした。ただ小さくなった分バッテリーの持ちが通常モードで20分しかないこと、ティッシュペーパーなどの紙や500円玉程度の大きさのごみをたくさん吸い込んでしまうとノズルが詰まってしまい、そのたびにごみを捨てなければいけなくなるのは少し難点だと感じました。

Dyson Micro 1.5kg (SV21 FF)は税込64900円でダイソン公式サイトから購入可能です。

Dyson Micro 1.5kg (SV21 FF)

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in レビュー, Posted by log1p_kr

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