レビュー

マルマンの「図案スケッチ」があのデザインと紙で卓上カレンダーになった「図案スケッチカレンダー」レビュー


2020年9月に創業100周年を迎えた文具メーカー「マルマン株式会社」から、100周年記念限定で2021年用卓上カレンダー「図案スケッチカレンダー」が登場しています。おなじみの表紙デザインで、紙もスケッチブックと同じ画用紙が使用され描き心地の良い仕上がりになっているとのことなので、実際に触って確かめてみました。

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「図案スケッチカレンダー」はこんな感じ。正方形に近い形をしています。


中にはカレンダー本体と、カレンダーの概要などが記された薄い紙が1枚入っていました。


表紙のデザインにはマルマン社製の「図案シリーズ」のものが使われており、リング綴じの部分も同じ。同じデザインが使われたスケッチブックと比べるとこんな感じ。


裏表紙には組み立てるときのための切れ込みがあります。後ほど実際に組み立てて行きます。


カレンダーを開いてみました。カレンダーには浅野みどりさんによる挿絵が入っており、左上にはスケッチブックを持ったリスの絵、1月1日の欄にはウサギがちょこんと顔を出した絵が描かれています。フォントには緩やかなかわいらしい物が使われており、紙は全体的に少し黄色味がかかっていて穏やかな印象を受けます。


1日の欄は1辺約2.1cmの正方形。一言書く程度であれば問題ない大きさです。


2月のページを見てみると月表示の横にはスケッチブックを口にくわえたバクの絵が。月ごとにカラーと動物が変わっていきます。


カレンダーは日曜始まりで六曜表示は無し、祝日のみが記載されたシンプルな作りです。


カレンダーの裏は無地になっており、全面に自由に書くことができます。


また、1年分が終わると表裏とも無地の画用紙が8枚現れます。


予定を色々書き込んでみました。紙質はやわらかな質感の「マルマン画用紙(並口)126.5g/m²」。ほどほどの厚みと抵抗があり、表面には少し凹凸があります。色鉛筆で絵を描いてみると描きやすく感じましたが、2Bの鉛筆で文字を書いたところ凹凸に邪魔をされ少し書きにくく感じました。ピンク色の文字は水性ペン、にじむことなくしっかり書けます。


0.4のボールペンを使って書いてみました。こちらはほどよい抵抗のおかげかしっかり文字を書くことができました。


普通のスケッチブックも使って書き心地を比べてみました。


右が今回のスケッチカレンダー。材質は変わらないはずですが、カレンダーを印刷する都合なのかスケッチカレンダーの方が少し目が粗いように感じました。


近くで見ると、カレンダーの紙の表面の方が少し凹凸が目立つことがわかります。


卓上カレンダーなので、実際に立てるべく同封されていた紙を見て組み立てて行きます。


まずは両脇の紙を立てていき…


中央に残った漢字の「山」型の紙を立てていきます。


くぼみにしっかりはめたら完成です。


立ててみるとこんな感じ。強い風が吹いても後ろに倒れることはまずありません。


組み立てたときの奥行きは約6.6cm。


角度は約80度。カレンダーを見下ろす形だと少し見えにくくなりますが、目線より少し低い位置で見るのには何の問題もありません。むしろ垂直に近いこと、更に画用紙という材質であることで「蛍光灯の光が反射し、眩しくて文字が見えにくくなる」ということがありません。


実際にデスクの上に置いてみるとこんな感じで、コンパクトなので邪魔になることもナシ。画用紙という材質を利用して色んなイラストを描きこみ、自分だけのカレンダーを作っていってもよさげです。


なお、図案スケッチカレンダーはAmazonで税込1073円で購入可能となっています。

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in レビュー,   デザイン, Posted by log1p_kr

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