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iPhone12のバッテリーはiPhone 11と「寿命は同じ」でも「容量は少ない」ことが判明


ブラジルの通信規制当局であるANATELの文書から、Appleが2020年10月23日に発売するiPhone 12と、2020年11月13日に発売するiPhone 12 miniのバッテリー容量が判明しました。文書によれば、iPhone 12のバッテリーはiPhone 11と寿命はほぼ同じながら、容量は前モデルよりも減っているとのことです。

iPhone 12 Pro é homologado na Anatel; iPhone 12 Mini tem bateria de 2.227 mAh | Celular | Tecnoblog
https://tecnoblog.net/375172/o-que-e-ceramic-shield-do-iphone-12/


iPhone 12 mini has 2,227 mAh battery, new models will likely be assembled in Brazil and India - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2020/10/16/iphone-12-mini-battery-new-models-assembled-in-brazil-and-india/


Brazilian Certifications Suggest iPhone 12 Mini Features 2,227mAh Battery and iPhone 12 Has 2,815mAh Battery - MacRumors
https://www.macrumors.com/2020/10/16/iphone-12-12-mini-battery-capacity/


ANATELによれば、iPhone 12に内蔵されているバッテリーは2815mAhで、iPhone 11に内蔵されているバッテリー(3110mAh)よりも10%ほど容量が少なくなっているとのこと。

しかし、iPhone 11とiPhone 12の両方とも、最大17時間のビデオ再生時間が公式スペックとなっており、バッテリー寿命は同じとなっています。これは、iPhone 12に搭載されているチップセットが5nmプロセスを採用したA14 Bionicにグレードアップしたことで、バッテリー効率が大きく改善されたからだとみられています。


また、iPhone 12 miniで使われているバッテリーは「A2471」という品番で、容量は2227mAhだそうです。ほぼ同サイズの第2世代iPhone SEで使われている1821mAhのバッテリーと比較すると、容量は22%増加したことになります。

Appleの公称では、iPhone 12 miniのバッテリーは最大15時間のビデオ再生が可能。第2世代iPhone SEのバッテリー寿命はビデオ再生時で最大13時間なので、容量が増えた分だけバッテリー寿命ももちろん長くなっている様子。


なお、ANATELの文書によれば、iPhone 12とiPhone 12 miniは中国ではなく、ブラジルとインドにあるFoxconnの組み立て工場で製造されているとのこと。2019年4月時点ですでにFoxconnがインドでもiPhoneの生産を開始していることが明らかとなっています。

iPhoneを製造するFoxconnが「インドでもiPhoneの製造を開始する」と発表 - GIGAZINE

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in モバイル,   ハードウェア, Posted by log1i_yk

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