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AIが描きかけのおちんちんを仕上げてくれる「dick-rnn」


ニューラルネットワークを用いてお絵描き途中の線からイラストを仕上げる「Sketch-RNN」のようなリカレントニューラルネットワーク(RNN)モデルとして作成された「dick-rnn」は、その名の通り「dick(おちんちん)」のイラストに特化したRNNです。

[P] I trained a recurrent neural network trained to draw dick doodles : MachineLearning
https://www.reddit.com/r/MachineLearning/comments/g6og9l/p_i_trained_a_recurrent_neural_network_trained_to/

「dick-rnn」を作成したのは海外掲示板・redditユーザーのrichardさん。同氏によると、「dick-rnn」はお絵描き途中の線からイラストを仕上げる「Sketch-RNN」のフォークで、ソースコードはGitHub上にリポジトリされています。なお、「dick-rnn」のトレーニングに使用されたデータセットはQuickdraw-appendixに基づいたものです。

GitHub - dickrnn/dickrnn.github.io: a recurrent network trained to draw dicks
https://github.com/dickrnn/dickrnn.github.io/


2018年、GoogleはQuick, Draw!のデータセットをオープンソース化しました。このデータセットをrichardさんは「世界最大のラクガキデータセット」と評しています。Quick, Draw!のデータセットには345種類のカテゴリと5000万点以上のイラストが含まれていますが、richardさんは「このデータセットの中には人々がラクガキを楽しむ特定のカテゴリのものが含まれていません」と指摘。また、「ペニスのイタズラ描きは反抗的な行為の気楽なシンボル」であり「道徳的な指針が大手テクノロジー企業の手に渡ってはいけない」という反骨心から「dick-rnn」の開発を決めたそうです。

なお、「dick-rnn」は1万点ものおちんちんのイラストを用いてニューラルネットワークをトレーニングしており、デモサイト上でその実力を体験することができます。

dick-rnn
https://dickrnn.github.io/


デモサイトの使い方は簡単で、マウスを操作して線を引くだけでOK。


すると、ニューラルネットワークがイラストの続きを描いてくれます。ユーザーの引いた線は黒色で、ニューラルネットワークが引いた線は黒以外のカラフルな線で表示されます。


ユーザーが何も操作しないでいると、元の線に合うさまざまなおちんちんのイラストを「dick-rnn」が描き続けてくれます。


なお、海外テクノロジーメディアのTNWは「AIが本物のペニスを描くのを助けるには、睾丸を描くのが最も簡単な方法であることに気づきました」と述べており、実際に使ってみた感じでも他の部位を描いて「dick-rnn」にイラストの続きを描いてもらうよりも、睾丸を描いて続きを完成させてもらう方がイラストの完成度は高いようでした。

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in ソフトウェア,   ネットサービス, Posted by logu_ii

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