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筋トレしながら世界を救う「リングフィットアドベンチャー」でクリアタイムを競うRTA動画を投稿する猛者が登場


任天堂が突如発表した「謎のリング」こと「リングコン」を使い、Nintendo Switchでゲームをプレイしながら筋トレができるのが「リングフィットアドベンチャー」です。このリングフィットアドベンチャーで、ゲームクリアまでにかかる時間を競うRTAに挑戦しているユーザーがおり、なるべく無駄を省いたプレイスタイルであっても、クリアには「17時間31分24秒」もかかっています。

【RTA】リングフィットアドベンチャー Any%_17時間31分24秒_Part1 - ニコニコ動画


動画の最初には注意事項が表示され……


さっそくスタート。RTAの時間計測は最初の細かい設定が終わって、ワールド1に進んだところから。


RTA動画を投稿したのはピザモスさん。実際に剣を振って魔物を倒して冒険する「剣神ドラゴンクエスト 甦りし伝説の剣」でもRTA動画を投稿していたという人物です。


ピザモスさんは既に2度リングフィットアドベンチャーのアドベンチャーモードをクリアしているそうですが、まだまだチャートに関しては理解し切れていないそうです。なお、道中で登場する敵の行動でかなり攻略が変わってくるため、結局求められるのは「体力」と「対応力」とのこと。


ピザモスさんのNintendo Switchのユーザー選択画面。4つのキャラクターが表示されており、それぞれ実際の運動時間・消費カロリー・移動距離が表示されています。1番左のユーザーだと運動時間が9時間58分13秒、消費カロリーが1393.70kcal、移動距離が87.47kmとなっており、かなりしっかりプレイしてからRTAに挑戦していることがうかがえます。


新しくRTAに挑戦するということで、さっそく新しいユーザーを作成。


リングフィットアドベンチャーでは「運動負荷」を設定することで、ゲーム中に敵を倒すために行う運動の回数を変更できます。運動負荷は1から30まであるのですが、負荷は最低の「1」に設定しています。


運動負荷はプレイヤーの身長・体重や、普段どれくらい運動しているかなどから判定されます。ただし、運動負荷はいつでも任意のタイミングで変更可能。


また、リングフィットアドベンチャーでは足踏み(もも上げ)でフィールド上を移動するのですが、サイレントモードに設定することで足踏みの代わりにスクワットで移動することができます。


続いてリングコンを全力で押し込みます。ここで設定を弱くしておけば、プレイ時のリングコンの押し込みが弱くて済むようになるので、強さは最弱の「1」になるよう調整。


そして、太もも部分に巻くレッグバンドの設定も、軽く膝を揺らす程度で設定。これによりリングコンの押し込みと移動時のスワットが超絶楽になります。


その後、運動前のウォーミングアップとしてダイナミックストレッチがスタート。


ピザモスさんがリングフィットアドベンチャーのRTAに挑戦することにしたのは、同じようにリングフィットアドベンチャーのRTAに挑戦している配信者の生放送を偶然見たことがきっかけだそうです。


その後、オープニングムービーがあり……


初期設定やオープニングムービーなどが終了。さっそくRTA開始と思いきや……


ここで設定を開き、「運動負荷」から……


付加を「1」に設定します。ピザモスサンの場合は「22」となっているように、成人男性なら初期設定時の質問で「そこそこ運動している」を選択した場合は20強、「あまり運動していない」の場合は20前後程度になる模様。


さらに、長時間のプレイ時でもJoy-Conのバッテリーが保つように、リングコンとレッグバンドの振動をオフにします。


ここまできて、ようやくワールド1へ。ここから画面右上にタイマーが出現し、プレイ時間が計測開始。


画面左下に表示される「00:03.76」という数字は、実際にプレイヤーが運動している時間を計測したもの。両手を小刻みに揺らすようにするだけでリングコンから空気泡が発射され、体を小さく揺らすだけでキャラクターが走るため、通常の設定よりもかなり楽な設定になっているのは明らか。


GIGAZINE編集部員がリングフィットアドベンチャーをプレイした際の様子は以下の通り。通常の設定ならリングコンの押し込みや足踏みがより強くなることがよくわかるはず。

自分の足で前に進む「リングフィットアドベンチャー」を実際にプレイするとこんな感じ - YouTube


ゲーム開始と同時にリングコンを小刻みに押し込み空気泡を撃ちまくるピザモスさん。


これは一見すると体力の無駄づかいのように見えますが、リングコンを押し込んだ数だけステージクリア時に経験値が得られるため行っている模様。


ピザモスさんによると「魔物と戦って経験値を得ることも可能ですが、この空気泡によって積極的に経験値稼ぎを行うことが攻略のカギと言っても差し支えないでしょう」とのこと。


ただし、リングコンの押し込みがいかに弱くても何度も連続して行うとプレイヤーの体力が消費されていくので、キツい場合は回数を減らすことが推奨されています。


そのまま走り続けて……


2分弱でコースをクリア。


ワールド1の最初のステージということで、実際の運動時間は1分24秒、消費カロリーはわずか8.45kcalでした。


その中でもリングコンの押し込みを334回も行っており、1300もの経験値を獲得することに成功。


続いてステージ2へ。


RTAのタイムを確認すると2分29秒となっているので、ステージをクリアして次のステージが始まるまでの時間は約30秒ほどのようです。


ゲーム画面ではキャラクターが躍動感溢れるアクションを繰り広げていますが、実際のプレイヤーは小刻みに体を揺らすだけという非常にシュールな見た目になっています。


ここでステージ上に白色の何かが出現。


ここで初めて魔物が登場。魔物は各ステージで2、3体登場します。


魔物を倒すには、フィットスキルと呼ばれる筋トレを行います。運動負荷により筋トレの回数が変更するようになっており、例えば以下のスクワット運動は運動負荷「1」なら2回ですが、運動負荷「21」なら16回も行う必要アリ。なお、魔物とのバトル時はしっかり腰を落としたスクワットを行っていることが画面右端からわかります。


魔物とのバトルターン制となっており、攻撃が終わったら腹筋ガードでダメージを減らす必要があります。


具体的には、リングコンをお腹に押し込むことでシールドを展開して、ダメージを減らすことが可能に。


しかし、最初のバトルでプレイヤーがやられてしまうことはないということで、腹筋ガードせずにダメージをそのまま受けます。これは単に時間短縮のためだそうです。


魔物との戦闘が終了。魔物を1体倒すと経験値が680獲得できているため、道中のリングコン押し込みがいかに効率の良い経験値稼ぎになっているかがわかります。


道中に登場する複数のモンスターを倒して……


2つ目のステージもクリア。


ここでもリングコンの押し込みだけで1000以上の経験値を獲得。


各ワールドの最後にはボス・ドラゴとのバトルが待っています。ドラゴは通常の魔物とは比較にならないくらい高い体力を持っているため、倒すには複数回にわたる攻撃を行う必要があります。


ピザモスさんによると、4種類のスキルの中から2つを選び、それを交互に使って攻撃するのがベストとのこと。タイムロスなどを考慮すると、最初はスクワットとバンザイプッシュが最もスピーディーに攻撃を繰り出せるフィットスキルだそうです。


スクワット(2回)を3セット、アゲテプッシュ(2回)を2セットと1回行って、無事ドラゴを撃破。ここまでの運動時間は4分27秒、プレイ時間は9分45秒です。


というわけでワールド1をクリア。この調子で複数のワールドを一気にクリアして全クリを目指すわけですが、全クリにかかった時間は17時間31分24秒とのことなので、まだまだ先の長い戦いが待っているということのようです。


なお、ピザモスさんによるリングフィットアドベンチャーのRTA動画の第2弾が公開される時期は不明です。

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in 動画,   ゲーム, Posted by logu_ii

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