魔道書交換日記スピン 第3話「お姉様ができるまで」
あらすじ:
世界なんてくだらない。クラスメイトも、家族も、みんな愚かで、バカばっかりだ。復讐と腹いせのために「魔法」に手を染めたレーシーは、敬愛する「姉」のデュプレの話を聞く。それは、より魔法の深みへと落ちていく、黒々とした彼女のルーツに迫っていく軌跡だった。深い闇と固い絆をもたらす「魔道書」によってつながった、もう一つの姉妹の物語。
……第4話「異端の魔法」につづく。
もう一つの「魔道書交換日記」はこちら
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【フルカラー】魔道書交換日記 第1話: 私の妹へ (GIGAZINE) | 椒いお, 三九二京, GIGAZINE | ファンタジー | Kindleストア | Amazon
◆作画担当・原作担当プロフィール
原作・脚本:三九二 京(みくに けい)
https://twitter.com/392kei
キャラクター原案:椒いお(はじかみ いお)
https://twitter.com/hajikamimi
マンガ:ゆめき
https://twitter.com/ymkbox
◆マンガのちょっとしたメイキング「扉絵ができるまで」編
マンガの本編と同じくらい大事な、作品の入口となる「扉絵」。作品の魅力をより際立たせるため、どのようなイメージで作成されているのか。ラフのイメージから完成までチラ見せします。
第1話扉のラフ。主人公のレーシーが積み重なる本の上に寝転んでいて、キャラクターの弱々しさや、魔法の世界にとらわれていくようなイメージが表現されています。
線画段階では、寝転ぶレーシーの体勢が少し変化しているほか、アイテムがいくつか追加されています。
完成した「第1話」の扉絵が以下。
第2話扉のラフは、第1話のデュプレバージョンというイメージで作成されました。
キャラクターのみの線画。「スピン」では第2話に初登場する「魔道書ペン」を握っています。
完成した「第2話」の扉絵では、線画の時よりもデュプレの表情が含みをもったものに調整されています。
第1話と第2話は対比的にイメージされたためスムーズにできあがったのですが、第3話からはその都度新しく扉絵のイメージを作成することになりました。最初のラフ案では、ファミレスでピザを頬張る憂いの表情のレーシーが描かれました。決して悪くない絵ではあるものの、3話はレーシーの話と言うよりデュプレの回想がメインになるため、この案はボツということになりました。
代替案が以下の「ファッション誌のようにオシャレにきめるデュプレ」。マンガの扉絵でありがちなイメージでありつつ、「オシャレな服を着る」という部分が本編と関連して違う印象を与えられるということもあり、こちらが採用になりました。
キャラクターの線画。
完成したイラストが以下。
「こんな扉絵もアリでは?」という面白いアイデアが思い浮かんだ方は、ぜひこちらまでどしどし寄せてください。また、今後もこのようなメイキングを公開していきますので、「こういう部分を知りたい!」「ここを見せてほしい!」という希望がありましたら、感想フォームまでお送りください。
なお、本作品の作画担当のゆめきさんは「GIGAZINEマンガ大賞」の作画部門に応募いただき、大賞として選出された方になります。作画や原作脚本、もちろんマンガ作品もいつでも募集中なので、「こういうフルカラー・フルデジタルのマンガを掲載してデビューしたい!」という場合は以下のリンク先から詳細を参照して応募して下さい。それでは引き続き、よろしくお願いします。
「GIGAZINEマンガ大賞」2019年11月度募集開始&トップ画メイキングはこんな感じ - GIGAZINE
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