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iPhone SE 2の液晶ディスプレイはLGディスプレイが供給すると報じられる


2016年に登場した手のひらサイズの小型iPhoneであるiPhone SEは、一部のユーザーから大きな支持を受けており、長らく後継機のリリースが待ち望まれていました。そんなiPhone SEの後継機となるiPhone SE 2(仮称)が2020年の第1四半期に発表されるとウワサされており、「iPhone SE 2の液晶ディスプレイは韓国のメーカーであるLG傘下のLGディスプレイが供給する見込み」と報じられています。

LG Display looking to supply LCDs for budget iPhones - THE ELEC, Korea Electronics Industry Media
http://en.thelec.kr/news/articleView.html?idxno=566

iPhone SE 2 Rumors Continue to Mount as LG Reportedly in Talks to Supply LCDs for Device - MacRumors
https://www.macrumors.com/2019/10/22/iphone-se-2-lcd-lg-display/


長年にわたってiPhone SEの後継機は待望されてきましたが、記事作成時点に至るまでリリースされてきませんでした。ところが2019年10月、Apple関連の情報をリークすることで有名なアナリストのミンチー・クオ氏が、「AppleはiPhone SE 2を2020年の第1四半期に発表する」という予測を発表し、多くの人々がAppleの動向に注目しています。

ついに「iPhone SE 2」が2020年に登場すると有名アナリストが主張 - GIGAZINE


そんな中、韓国の技術系ニュースプラットフォームであるTHE ELECは、「LGディスプレイが2020年初めにリリースされる低価格帯iPhoneのため、液晶ディスプレイを供給しようとしている」と報じました。業界筋によると、2019年10月21日の時点で液晶ディスプレイは最終品質チェックを受けている段階だとのこと。

Appleは近年、iPhoneのディスプレイをSamsung製の有機ELに切り替える方針を採っており、LGディスプレイとの取引は減少しています。一方、LGディスプレイ自身も低価格帯のディスプレイ製造に大きな興味を示していなかったのですが、近年のLGディスプレイは大規模なリストラを実施するなどの苦境に立たされており、市場関係者は「LGディスプレイには選択の余地がありません」と述べています。

MacRumorsはiPhone SE 2が液晶ディスプレイを搭載することについて、「コストを考慮すると驚くことではありません」と指摘。クオ氏のリークによると、iPhone SE 2はiPhone 8と似たデバイスでありながら、2019年の新型iPhoneと同じA13 Bionicチップを採用、ストレージは64GBと128GBの2種類、色はシルバー、スペースグレー、レッドの3種類。64GBモデルの販売価格は399ドル(約4万3000円)とみられており、既存のiPhoneシリーズと比較して安価なデバイスになると予想されています。

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in モバイル,   ハードウェア, Posted by log1h_ik

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