ぷるぷる震えてフォークの隙間をすり抜ける柔らかさの「窯焼きスフレクレープ」をイエローマークスで食べてきた

洋風の卵豆腐か茶碗蒸しかと思わせるふわふわ食感の「窯焼きスフレオムレツ」を出すイエローマークスでは、オムレツだけではなく、デザートとして「窯焼きスフレクレープ」が食べられます。あのオムレツを出すお店で、クレープはどんなものになるのか、味わってきました。

YELLOW MARKS | イエローマークス
https://chatnoir-company.com/yellowmarks/

クレープは「マダガスカル産バニラ香るスフレクレープ(税別980円)」「いちご風味のカスタードクレープ(税別980円)」「オレンジリキュール風味のカスタードスフレクレープ(税別980円)」「ミックスベリーのプレミアムスフレクレープ(税別1580円)」「アップルシナモンのプレミアムスフレクレープ～カルバドス風味～(税別1280円)」「ローストバナナのプレミアムスフレクレープ～ラム酒風味～(税別1280円)」の6種類。

クレープのうち4種類は、リキュールの華やかな香りを引き立たせるエグロワイヤル使用の自家製カスタードを使用。ベリーの入ったクレープ2種類は、ベリーの香りをより引き立てるピュアホワイト使用の自家製ホワイトカスタードを使用しています。

今回は「マダガスカル産バニラ香るスフレクレープ」と「ミックスベリーのプレミアムスフレクレープ」を注文しました。プレミアムスフレクレープのプレートには新鮮なミックスベリーが盛り付けられています。

半月形で、ドームのように膨らんだ窯焼きスフレクレープ。

ベリーが詰め込まれているからか、「ミックスベリーのプレミアムスフレクレープ」のほうがサイズが大きめ。

見た感じ、表面はパリパリしていそうなのですが、ちょっと動かすだけで全体がぷるぷると震え、中身が柔らかいことがわかります。

ぷるぷる震えるイエローマークス(Yellow Marks)の窯焼きスフレクレープ - YouTube


いざナイフを入れてみると、その柔らかさは明らか。

イエローマークス(Yellow Marks)の窯焼きスフレクレープにナイフを入れる - YouTube


かといって、中身がどろっとあふれ出してくるわけではなく、「スフレクレープとして固まってはいるけれど柔らかさは保っている」という状態です。ナイフとフォークで食べるようですが、オムレツと同じようにスプーンですくいたくなるぐらいの柔らかさです。

窯焼きスフレオムレツも卵の風味が強烈でしたが、窯焼きスフレクレープもまた卵パワーが圧倒的。ときにバニラ風味が勝るカスタードもありますが、これは完全に卵の勝利。卵好きにはたまらないスフレクレープです。

ハチミツをかけると甘さがさらに濃厚になります。

イエローマークス(Yellow Marks)の窯焼きスフレクレープにハチミツをかける - YouTube


「ミックスベリーのプレミアムスフレクレープ」は、生地にベリーの風味がしみこんでいて、「卵」の味わいを果実感が包み込んでいます。特にいちごの甘みが強い印象で、ストロベリー系統の味が好きな人はこっちのクレープがよいかも。

合わせて注文した「ニトロコールドブリュー(税別530円)」は、テーブルで直接注いでくれます。最初にグラスが運ばれてきた時は「アルコールなんて注文していないのに……？」と思いました。

目の前で泡を立てつつ注がれていく「ニトロコールドブリュー」。

イエローマークス(Yellow Marks)の「ニトロ」が目の前で注がれる - YouTube


水出しコーヒーに窒素ガスを加えて、口当たりをまろやかにし、とろみのある質感にしたもの。注ぎ終えた直後はコーヒーの中を細かい窒素ガスの粒が上がっていっているのが見えます。

やがて泡が落ち着くと、グラスも相まってまるで黒ビール。甘みのあるクレープには苦いコーヒーが相性抜群です。

一方、こちらはハンドメイドドリンクの「ホットハニージンジャー(税別580円)」。

薄くスライスされたショウガがこれでもかと入っていて、ほのかなハチミツの甘みと共にピリピリとしたショウガの刺激が口と喉に広がります。喉から来る風邪の時に飲んだら、一発で喉の調子が良くなりそうでした。