ハードウェア

1時間300枚のカスタムピザをほぼ全自動で作り上げる製造マシンが誕生


ピザ生地とケチャップなどの材料をあらかじめ入れておくだけで、新鮮なピザを1時間に300枚作り上げる製造マシンが登場しました。このマシンはレシピを使い分けることが可能で、レストランのキッチンやフードトラックなどに収まるほど小型。さらに、冷凍ピザとは違って、新鮮な材料を使用できる点が特徴とのことです。

Picnic™ Home
https://www.hellopicnic.com/

Secretive Seattle startup Picnic unveils pizza-making robot — here’s how it delivers 300 pies/hour – GeekWire
https://www.geekwire.com/2019/secretive-seattle-startup-picnic-unveils-pizza-making-robot-heres-delivers-300-pies-hour/

ピザ製造マシンが実際に稼働している様子は以下のムービーを見るとよくわかります。

Picnic Pizza System from Picnic on Vimeo


ピザ製造マシンに粉チーズやケチャップなどを詰め込みます。


ピザの注文が入ると、システム上に自動でキューが登録されます。使用するソースやチーズ、ミートの量をコンソールに入力すると……


コンベア上に並べられたピザ生地に、ロボットアームが食材を自動でトッピングしてくれます。


ピザ製造マシンにはカメラが備わっているため、ピザ生地の中心部を認識し、適切な間隔を保って食材を並べてくれるとのこと。


焼き上がったピザはこんな感じ。なお、ピザ製造マシンはあくまでピザ生地に食材を並べてくれるだけであり、ピザ生地を作ったり、食材を用意したり、ピザを焼いたりはしてくれません。


1時間に12インチピザを最大300枚、18インチピザなら最大180枚を製造可能。


このピザ製造マシンを作り上げたのは、3年にわたって食品自動製造システムの開発を行っていたアメリカ・シアトルのスタートアップ企業Picnic。Picnicのピザ製造マシンは、マシン自体の大きさはほとんどのレストランのキッチンに収まるほどのサイズな上に、新鮮な材料を扱うことも可能で、レシピを選ぶこともできるため、レストランで提供されるピザの作成を自動化して効率化するのに最適だそうです。


アメリカのピザレストランの市場規模は年間460億ドル(約5兆円)を誇る一方で、レストランで働く労働者の80%以上が1年以内に転職するため、ピザ製造マシンは市場のニーズに応えるものだとみられています。

Picnicはピザ製造マシンをリースとして貸し出すとのことで、そのリース料にはメンテナンス費用やソフトウェア・ハードウェアの更新料が含まれるそうです。Picnicは公式ページで、「当社のシステムはまもなくサンドイッチやサラダなどの多種多様な料理を製造できるようになります」と記しています。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
マクドナルドが音声認識AIによるドライブスルーシステムとフライヤーロボットを試験導入 - GIGAZINE

大学の学生・教職員にコーヒーやピザを届ける配達ロボットの運用がスタート、約9kgの荷物にまで対応 - GIGAZINE

焼きたてのピザを届けるべくトラックの荷台でピザを焼くピザハットの燃料電池トラック「Tundra PIE Pro」が爆誕 - GIGAZINE

「猛烈な勢いでお抹茶を点ててくれる『全自動茶道ロボ』が開発された」と話題に - GIGAZINE

ピザの配達は10年以内に自動運転カーが行うようになる、とドミノ・ピザCEO - GIGAZINE

in ハードウェア,   , Posted by log1k_iy

You can read the machine translated English article here.