2019年09月19日 21時00分レビュー

オレオを載せると音楽が流れるターンテーブル「オレオミュージックボックス」で遊んでみたらまさかの結果に

クルクル回転するターンテーブルにレコードを載せ、トーンアームと呼ばれる針を落とすと音楽が流れるのがレコードプレーヤーです。そんなレコードプレイヤーを、レコードの代わりにクッキー菓子のオレオで機能するようにしてしまったのが「オレオミュージックボックス」。オレオを載せるとクッキー表面の凹凸をアームが読み取り、曲を再生するというにわかには信じがたいターンテーブルは、オレオの母国であるアメリカでは発売2週間で完売したとのこと。そんな海外で大人気(？)のミュージックボックスをさっそく入手できたので、実際に使ってみました。

「オレオ　ミュージックボックス」本日2019年9月4日（水）よりアマゾンにて予約受付開始 | Mondelēz International, Inc.
https://jp.mondelezinternational.com/Newsroom/2019-Press-Releases/190904

「オレオミュージックボックス」でどんなことができるのかは以下のムービーを見れば一発でわかります。

オレオを載せると音楽が流れるターンテーブル「オレオミュージックボックス」 - YouTube

オレオミュージックボックスは以下のようなオレオのイメージカラーである青色の巨大ボックスに入って届けられます。

GIGAZINE編集部で使用しているノートPCのレッツノートSV(CF-SV8)と同じくらいの縦横サイズですが……

高さがかなりあります。

箱を開けてみると、中にはギッシリとオレオの箱が詰まっていました。

真ん中に入っているコレがオレオミュージックボックスの本体。

あとはすべてオレオです。

オレオミュージックボックスにセットで付いてくるのは、日本で人気のオレオ製品4種類が2箱ずつ、計8箱。左からオレオバニラクリーム、オレオクリスピーバニラムース、オレオクリスピーチョコブラウニー、オレオゴールデンバニラクリームの4種類。

オレオミュージックボックスは壊れないようにダンボール製の箱で覆われているので……

まずはツメ部分を開けて……

本体を中から取り出す必要があります。本体は片手で持てる位のサイズ。

あらためてオレオミュージックボックスはこんな感じのデザインです。

中央にはオレオを載せるためのターンテーブル。

そして音楽の再生停止を決めるアーム。

アームの裏面にはLEDライトが付いています。

アームは左右に動かすことが可能。

マイクマークが付いているのが録音ボタン。

その側には「RECORDING」と書かれたインジケーターと、「MIC」と書かれた穴。

そして録音ボタンの隣の角にはスピーカーがあります。

側面には特に何もなく、「OREO MUSIC BOX」とだけ印刷されています。

背面はこんな感じで、ここから電池ボックスにアクセス可能。

その他、箱の中には取扱説明書も入っていました。

というわけで、まずは背面の電池ボックスを固定しているネジを緩め……

パカリ。電池は入っていません。

なので、単4電池を3本入れます。

電池を入れた後、アームをターンテーブルの真上に動かすと、アームに内蔵されているLEDが光りました。

さっそくオレオを準備。最初に使ってみるのは最もオーソドックスなバニラクリーム味です。

ターンテーブル上に配置。ターンテーブルのサイズはオレオのサイズとぴったり。

アームをオレオの上に動かすと、音楽が流れ始めました。

実際にどんな風に音楽が流れるのかは、以下のムービーを見ればよくわかります。なお、オレオミュージックボックスにはアメリカでオレオのキャンペーンに使われた曲が、5曲分収録されており、それぞれ長さは30秒だけです。30秒が過ぎるとエンドレスにループ再生されるようになっています。5種類の曲はアーム部分のセンサーがターンテーブルに載せたオレオの形を検知して流すため、オレオの形によって再生される楽曲が変わってくるとのことです。

オレオを載せると音楽が流れるターンテーブル「オレオミュージックボックス」 - YouTube

再生中にアームの位置を動かしてみたものの、再生される楽曲は変わりませんでした。

続いて、オレオゴールデンバニラクリーム味を載せてみます。

これでももちろん何の問題もなく音楽が流れました。

同じように、オレオクリスピーバニラムース味と……

オレオクリスピーチョコブラウニー味でも音楽の再生に成功。なお、かじっていない状態だと、どのオレオを置いても再生されるのは同じ曲でした。

以下の写真くらい大胆にかじっても音楽の再生は可能。ただし、いろいろなサイズにかじってみたものの、最初は何度やってもオレオミュージックボックスから流れる曲は「かじっていない状態だと流れる曲」と「かじった状態だと流れる曲」の2種類だけでした。しかし、しばらく時間をおいて再び試してみると、かじってない状態のオレオを載せたはずなのに、それまで流れなかった第3の曲や第4の曲が流れることもあり、オレオミュージックボックスの選曲がかなりいい加減であることがわかりました。

色々実験する中で特に助かったのは、ターンテーブルの内側に溝などが一切ない点。オレオをターンテーブルに載せるとどうしても細かく砕けたクッキーの破片が落ちてしまうのですが、溝などが一切ないため安心してティッシュなどでターンテーブル部分を掃除できました。

オレオといったら「クッキーはずし」ということで、片面だけはずしてターンテーブルに載せてみたところ、これでも問題なく音楽を再生することに成功。

禁じられた行いであるとは理解しつつ、「オレオと同じくらいのサイズ感のクッキーなどを載せてみたい！」という好奇心に勝てず、リッツを購入。

載せてみました。

実際に「オレオミュージックボックス」にリッツを載せてアームを動かしてみたところ、以下のようになりました。

「オレオミュージックボックス」にリッツを載せてみた - YouTube

なお、オレオミュージックボックスには録音機能も搭載されています。録音機能を使用してメッセージを録音するには、録音ボタンをポチッと押して、インジケーターが緑色に光ることを確認します。緑色に点灯している間に好みの曲やメッセージを録音可能。なお、録音時間は最大30秒です。

録音が終わったら録音ボタンを再度押します。インジケーターが緑色から赤色に変わったら録音終了。これでアームを戻せば録音したメッセージが流れるはずなのですが、録音メッセージは再生されたりされなかったりかなりおおざっぱ。試してみた感じだと録音したメッセージが流れるケースの方がかなりレアでした。同じオレオを使ってもある時ははじめから収録されている曲が流れ、あるときは録音したメッセージが流れといった感じなので、想定したタイミングでメッセージを流せるかどうかはある意味運次第。そのため、重要なメッセージを録音することはオススメしません。