さつまいもの自然な甘さとしっとり食感を堪能できるミスド「さつまいもド」全5種類を食べ比べてみた

2019年9月6日、ミスタードーナツが秋の味覚「さつまいも」を、「プレーン」「紫いも」「大学いも」「スイートポテト」「黒みつきなこ」の5種類のバリエーションで味わえる「さつまいもド」の提供を開始しました。5種の味わいにはそれぞれどんな違いがあるのか、実際に食べて確かめてみました。

さつまいもド｜新商品｜ミスタードーナツ
https://www.misterdonut.jp/m_menu/new/190906_001/

ミスタードーナツに到着。

店頭では「イモイモしいドーナツ新登場」と、目当てのさつまいもドがアピールされています。

さつまいもドのさつまいもカラーな紫色の包み紙はショーケースの中でも目立っていました。

さつまいもドを5種類すべて購入。価格はプレーンが税込129円、紫いも・大学いも・スイートポテト・黒みつきなこが税込140円です。

まずは「さつまいもド プレーン」から。見た目はポン・デ・リングの丸みを減らしたような見た目で、触ってみるとポン・デ・リングよりは固めですがオールドファッションよりは柔らかい、しっとり手触りです。

食べてみると、始めはオールドファッションのような味わいですが、食べ進めるにつれてさつまいもの自然な甘さと風味が口の中に広がっていきます。この風味は生地に練り込まれた安納芋パウダーによるもの。食感はねっとりしており、生地が口内でほどけて溶けていくかのような舌触り。

次は「さつまいもド 紫いも」。

ベースとなるさつまいもド プレーンに紫いもの皮を模したグレーズをコーティングし、表面には黒ごまがトッピングされています。

食べた瞬間に紫いもの風味が感じられますが、紫いもらしい甘さは控えめ。黒ごまの味わいは時折アクセントとして感じられます。紫芋の強烈な風味と入れ替わるようにして、後味にはグレーズの砂糖の甘さが残るドーナツでした。

「さつまいもド 大学いも」はプレーンの表面をみたらし団子のようなタレでコーティングしたドーナツ。

タレはほんのり塩気があり、みたらし団子のような味わいで生地の甘みを引き立ててくれていますが、生地自体のさつまいも風味の方が強め。味わい的には大学いもかと言われると「？」というところ。

「さつまいもド スイートポテト」はベースのさつまいもド プレーンに、ペースト状のスイートポテトフィリングと黒ごまをトッピングしたもの。

食べてみると、フィリングはまさしくスイートポテトの味わいで、その味の強さは生地に負けないほど。5種の中で唯一洋風な味わいで、全体的に上品な仕上がりとなっている印象です。

最後は「さつまいもド 黒みつきなこ」。ベースとなるプレーンのドーナツ生地にたっぷりの黒みつときなこがトッピングされています。

「きなこ」というと口の中がパサパサになってしまうイメージがありますが、黒みつのおかげかしっとりしています。味わいは黒みつの甘さときなこの香ばしさのコンビネーションが生地の味わいとバッチリ調和したドーナツです。

「さつまいもド プレーン」はレンジで温めるとホクホク食感の「あったかさつまいもド」として楽しめるとのことなので、実際にやってみます。

プレーンをお皿にのせて、電子レンジに入れて500Wの場合は16秒、600Wの場合は12秒間温めます。

レンジから取り出して食べてみると、素手で触れるほどの温度ですが、中はしっかり熱されており、その食感は確かにホクホク。しかし、熱されることでさつまいもの風味が抜けていくのか、味わいはオールドファッションに近づいていました。

「さつまいもド」の価格は「プレーン」が税込129円、「紫いも」「大学いも」「スイートポテト」「黒みつきなこ」が税込140円。2019年9月6日(金)から10月下旬までの期間限定で一部ショップを除く全国のミスタードーナツで食べられます。