「ビル・ゲイツの頭の中はどうなっているのか」に迫ったドキュメンタリー「天才の頭の中: ビル・ゲイツを解読する」予告編公開
Microsoft創業者であり、近年は慈善活動家としてエネルギー問題や病気の根絶や治療法開発に力をいれているビル・ゲイツ氏。2019年において世界で最も成功した人物の1人であり、純資産は900億ドル(約10兆円)を上るといわれるゲイツ氏の頭の中に迫ったドキュメンタリー「天才の頭の中: ビル・ゲイツを解読する」が公開されています。
『天才の頭の中: ビル・ゲイツを解読する』予告編 - Netflix - YouTube
「ビル・ゲイツ、好きな動物は?」「犬」
「好きな食べ物は?」「ハンバーガー」
「朝食は何を?」「抜いた」……という矢継ぎ早のインタビューからムービーはスタート。そして「最も恐れることは?」という問いに……
「脳が動きを止めてしまうこと」とゲイツ氏は答えます。
ある女性がゲイツ氏についていわく、「ビルは複数のプロセッサを搭載しています。本を読みながら……」
「同時に別のことを処理するんです」
「まるでカオスですよ」
ムービーはゲイツ氏の私生活に密着しつつ、近しい人々へのインタビューを敢行。
「彼にとって複雑さこそが生きがいなんです」
「まず頭の中にフレームワークを作って、そこに情報を入れていくので、ピースが足りなかった時のいらだちがすごいんです」
「でも彼が静かにしている時、頭の中では他の人が考えつかないアイデアが生まれています」
Microsoftを創業した頃、ゲイツ氏は昼夜を問わずに働いていました。
スタートアップだったMicrosoftが大きくなったのは、これが理由だとビル・ゲイツは語っています。
「ただし、行きすぎる時もあった」とゲイツ氏。「あなたは全然理解していない!」と叫ぶゲイツ氏に……
相手はこの表情。
Microsoftの発表会の様子。
過去最高の株価を記録し……
ゲイツ氏は「彼は市場をつかむことなら何でもやるだろう」と評されました。
一方でゲイツ氏の母親は、ゲイツ氏に対して「もっと家族やコミュニティーにつくしなさい」と語っていました。
「母の言葉に従わず、母にはつらい思いをさせた」とゲイツ氏。
ゲイツ氏の頭の中にはMicrosoftのことばかり。
何かを読むゲイツ氏の眼球が高速で動いているのがわかります。
世界中からの注目を浴び、ゲイツ氏はどんどん成功の道を上り詰めていきました。
しかし、時にパイ投げスナイパーの標的になることも。
過去を振り返りゲイツ氏は「私はものの見方を誤っていた」と語ります。
「人生の中で、何が世界にとって重要なのかを決めなければいけません」
エネルギー問題や……
気候変動
病気の根絶
これらが重要だと思うからこそ、ゲイツ氏は異様な速さで問題解決手段を発展させてきました。
「私たちは時間を無駄にしました」
「彼はあり得ない角度から問題を見るんです」
「核エネルギー開発は過去25年間、イノベーションが起こりませんでした」
「ほんの少し進歩したいのなら、全体からものを考えないと」
「彼は逆境でこそ力を発揮するんです」
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