Netflixがカルト的人気の激ムズアクションシューティング「Cuphead」をアニメ化すると発表
by Global Panorama
Netflixは2019年7月9日にシューティングゲーム「Cuphead」をテーマにしたアニメの新シリーズ「The Cuphead Show!」の製作を発表しました。アニメは原作の雰囲気を完全に再現した「大人向けアニメ」になるということです。
KING FEATURES AND NETFLIX ANNOUNCE ALL-NEW ANIMATED SERIES THE CUPHEAD SHOW! BASED ON GLOBAL VIDEO GAME PHENOMENON
https://media.netflix.com/en/press-releases/king-features-and-netflix-announce-all-new-animated-series-the-cuphead-show-based-on-global-video-game-phenomenon
The Cuphead Show! | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
https://www.netflix.com/jp/title/80242531
Cuphead Netflix TV Show Details - IGN
https://www.ign.com/articles/2019/07/09/cuphead-netflix-tv-show-details
Coming to you in full color and cine-sound, it's...The Cuphead Show! Witness the wondrous Inkwell Isles as you've never seen them before in an original series inspired by classic animation styles of the 1930s. Now in production by the talented team at @Netflix Animation! pic.twitter.com/4xA59eVLra
— Studio MDHR (@StudioMDHR) 2019年7月9日
CupheadはカナダのインディーズゲームデベロッパーであるStudioMDHRにより2017年9月に発売された2Dアクションシューティングゲームで、最大の特長はミッキーマウスやトムとジェリーに代表されるような、1930年代のアメリカン・アニメーションの黄金時代の作風がゲーム全編にわたって多用されている点です。
以下の1分ほどのトレーラーを見ると、Cupheadがどんな感じのゲームか一発で分かります。
Cuphead Launch Trailer | Xbox One | Windows 10 | Steam | GOG - YouTube
一見するとアメリカの児童向けアニメのようにコメディータッチなビジュアルですが、ゲームの難度はかなりハードに作られており、Twitter上で発売当時のツイートを見ると、「Cupheadは信じられないくらい難しい」という投稿や……
"Cuphead is INCREDIBLY HARD"
— TotalBiscuit (@Totalbiscuit) 2017年9月29日
Watching Crendor and Jesse just breeze through it. I dunno who to believe
「難しいけど同じくらい美しいよ」というツイートが確認できます。
Cuphead is as difficult as it is beautiful - https://t.co/gmX094Q0wf pic.twitter.com/LRZDSSLlz6
— Rock Paper Shotgun (@rockpapershot) 2017年10月2日
日本のプレーヤーも四苦八苦している様子。
前に、シューティングは得意ではないと言ったな。あれは嘘だ。
— 龍助 (@bcg_ronsuke) 2019年7月9日
苦手です…
エキスパ難すぎ…#CupHead pic.twitter.com/EXvLxYZyOj
「Don't Deal with the Devil(悪魔と取引するな)」というキャッチコピーなだけあって、ストーリーも「魔法の島インクウェル島に住むカップヘッドとマグマンの兄弟が、悪魔との賭けに負けて債務者の魂を取り立てることを命じられる」というハードな内容。
制作には原作を開発したStudioMDHRがエグゼクティブ・プロデューサーとして参加するほか、テレビアニメシリーズ「短編ミッキーマウス!」で監督や脚本を担当したデイブ・ワッソン氏やアニメ「Rocko's Modern Life: Static Cling」で脚本を手がけたコスモ・シガーソン氏がプロデューサーを務めるとのこと。
StudioMDHRのチャド・モーデンハウアー氏はアニメについて「ストーリーはお子様向けではなく、ゲームの雰囲気をそのまま再現していて、大人が見ても面白いと思えるようなものです」と語り、幅広い年齢層が楽しめるアニメになっていると太鼓判を押していました。
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