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Microsoftが唐突に34年前のWindows 1.0をアピールし始めてネットユーザーが困惑、「何が起きてるのだ?」と話題に

by Szilveszter Farkas

Microsoftが、2019年7月になって、WindowsブランドのTwitter公式アカウントで突然1985年に発売されたWindows 1.0の宣伝を開始。また、この期に創設されたInstagramの公式アカウントでも同様の宣伝を展開していて、「なぜ34年経った今になってWindows 1.0をアピールしているのか?」と困惑したネットユーザーの間で話題となっています。

Windows(@Windows)さん | Twitter
https://twitter.com/Windows

Windowsさん(@windows) • Instagram写真と動画
https://www.instagram.com/windows/


WindowsブランドのTwitter公式アカウントはこんな感じ。アイコンはWindows 1.0のロゴとなっていて、ヘッダ画像はWindows 1.0が動作するマシンの前で談笑する男女の姿。


「MS-Dos ExecutiveやClockなどを搭載した全く新しいWindows 1.0を発表します」というツイートと共に公開されたムービーでは、Windows 10・8、7、XP、Millennium Edition、98・95のロゴ、89年のブランドロゴが流れていき、最後にWindows 1.0のロゴが表示されます。


「これはマジなのか?正直に言うと、Windows 1.0が本当にリリースされた時は生まれていなかったからちょっと触ってみたいよ」というユーザーにMicrosoftの公式アカウントは「Windows1.0、もうじきあなたの元へ!」と熱烈アピール。


「マジか、買うわ」というツイートには「ヒューッ!その言葉が聞きたかった」と返答。なお、「Cheeuh!」は80年代に流行した口語だとのこと。


世界的な情報セキュリティ研究者として知られるミッコ・ヒッポネン氏はプロフィール欄を「MS-DOS Executive」に変更。これに対してWindowsの公式アカウントは「我々はすでにヤバい男を抱えているようですね」と返答していました。


また、Windowsの公式アカウントは、Windows 1.0が発売された1980年代をイメージさせるようなレトロファンクな曲と共に、Windows1.0発売当時のMicrosoftのロゴが画面内を流れるだけのムービーを公開しています。「コンピューター革命の一翼を担い、Windows 1.0を今日手に入れましょう!」という力強いメッセージが添えられていますが、Windows 1.0が発売されたのは34年も前のことなので、実際にパッケージをゲットするのはかなり難しそう。


「エクセルやチャート、Flight Simulatorなど、MicrosoftとWindowsのパワーがきっとあなたを見知らぬ世界へ連れて行ってくれます」とExcelWord、Flight Simulatorのパッケージが写真に写っていますが、並んでいるのは1985年当時に発売されたもの。当時のExcelやWordはまだ「Excel for DOS」「Word for DOS」であり、Microsoft Officeのような複数のオフィスソフトを1つのセットにまとめたオフィススイートは発売されていませんでした。


また、Twitter公式アカウントは「1985年のWindows 1.0を動かすには最低どれくらいのメモリが必要でしたか?」とアンケート形式でクイズを出題。


これに対して、Windows 1.0のマニュアルの実物を引っ張り出して確認する猛者も登場。このマニュアルによると「At least 256K of memory」とのことなので、答えは256KB。なお、アプリケーションを複数起動する場合は512KBのメモリが必要だと付記されていました。


「生まれる前のことだ。それにググるのも面倒くさい」と回答を放棄したツイートに対しては「待って!Googleって何ですか?私たちはWindows 1.0の話をしてるんですよ」とたしなめていました。


なお、Microsoftが34年の時を超えてWindows 1.0を唐突にアピールしたのは、Netflixで2019年7月4日から配信されるドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン3とのタイアップである可能性が指摘されていますが、Microsoftはコメントを控えています。

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in ソフトウェア,   ネットサービス,   動画, Posted by log1i_yk

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