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Windows95から20周年、ストーンズの楽曲を使ったCMなど当時のムービーまとめ


1995年8月24日、アメリカではその後のコンピューター社会を作り上げる原動力となったWindows 95が発売されました。当時のCMキャンペーンなどでは大御所ロックバンド「ローリング・ストーンズ」の楽曲「スタート・ミー・アップ(Start Me Up)」が使われていたのですが、その懐かしいCM映像や当時の紹介ムービーなどをまとめてみました。

Get Rolling Stones’ ‘Start Me Up’ free Aug. 24 to celebrate 20th anniversary of Windows 95 - The Fire Hose
http://blogs.microsoft.com/firehose/2015/08/24/get-rolling-stones-start-me-up-free-aug-24-to-celebrate-20th-anniversary-of-windows-95/


「スタート・ミー・アップ」を使ったCMの様子はこんな感じ。ロック好きなら1度は聴いたことがある定番の有名曲ですが、その昔はWindowsのキャンペーンにも使われていました。ムービーでは文書作成や学校教育、仕事の現場で使われている様子が収められていますが、現在のようなインターネットの画面はほとんど出ておらず、一瞬だけ映る「MSN」も当時はいわゆる「パソコン通信」だった……などと、当時の事を知る人には思わず胸熱な内容となっています。

Windows 95 launch video 60s


この楽曲が選ばれたのは、なんといっても初めて「Start」ボタンを搭載したWindows 95のコンセプトを伝えるためのはず。Microsoftのイベントでは、激しく体を揺らすスティーブ・バルマー氏や、一歩離れてリズムをとるビル・ゲイツ氏の懐かしい姿が収められています。

Windows 95 Launch - YouTube


なお、Microsoftではこの「スタート・ミー・アップ」をアメリカ時間の8月24日限定で無料配布するキャンペーンを実施しています。これは残念ながら日本では非対応となっていましたが、アメリカのアカウントを持っている人なら試してみる価値はあるかもしれません。

Tattoo You (2009 Remaster) - Microsoft Store


なお、Microsoftはこの楽曲を使用するためにローリング・ストーンズ側に300万ドル(当時のレートで約3億円)を支払ったと、当時の役員で現在は退職済みのボブ・ハーボルド氏が語っています。

What Microsoft paid The Stones to help launch Windows 95 | Network World


また、「スタート・ミー・アップ」を使わずにこんなCMが作られていた事もあるようです。手描きのような風合いと懐かしい動きを見せるアニメが時代を感じさせます。

Windows 95 Commercial - YouTube


Windows 95を紹介するために、こんな映像も作成されていたようです。1994年に放送が開始されたテレビドラマ「フレンズ」に登場していたジェニファー・アニストンマシュー・ペリーが出演し、ExcelやWordといった複数のアプリケーションを同時に立ち上げて「マルチタスキング」を体験したり、Wordで作った注文書を地元のレストランにWindowsから直接Faxする様子、はたまた8文字以上のファイル名を使えて驚く様子などが収められています。いずれも今見たら懐かしすぎて涙が出るレベルですが、これはわずか20年前に作られた内容です。

Microsoft Windows 95 Video Guide with Jennifer Aniston and Matthew Perry from Friends - Full Video - YouTube


そして、懐かしの起動音。Windows 3.1の「パパーン」という起動音に比べ、アンビエントな雰囲気を感じさせるサウンドに未来感を感じたものです。このサウンドを作曲したのは、アンビエント・ミュージック界の大御所であるブライアン・イーノだったというのもよく知られた話です。

Microsoft Windows 95 Startup Sound - YouTube


店頭でWindows 95を購入して狂気乱舞する人々。日本でも長い行列ができて社会現象とまで言われたWindows 95の発売は、世界の各地でも大きな出来事として捉えられていました。

windows95launchman.0.jpg


Windows 95のパッケージはこんな感じ。「CD-ROM Edition」のひとことが時代を感じさせます。このパッケージには名作の誉れも高い旗集めドライブゲームのHover!がバンドルされていました。

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なお、Hover!は2013年にMicrosoftがWebGL版としてリメイクしており、ブラウザ上で遊べるようになっています。

Windows 95付属の旗を集める懐かしのゲーム「Hover!」をMicrosoftがウェブ版にリメイク - GIGAZINE


Windows 95イベントに登場するビル・ゲイツ氏の姿。2015年時点では背景がまるごとプレゼンテーション画面として使われることが当たり前のようになりましたが、画像のように地球を描いた背景に巨大なスクリーンがつり下げられているデザインを目にするだけで圧倒され、「Microsoftすごいな」などと思ったものです。

billgateswindows95.0.jpg


ゲイツ氏と共にステージに上がっているのは、アメリカの人気テレビ司会者、ジェイ・レノ氏。20年も前と言うことで、ファッションを含めて2人ともとても若い……。

windows95jayleno.0.jpg


Windows 95の登場により世界中のPCのほとんどに行き渡ったWindows OSは、20年たった2015年時点でも間違いなくOSのメインストリームと言える存在。Windows 10がこれまでと同様の勢いを保つことができるのか、関心の集まるところです。

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