レビュー

最大4人でオンライン対戦可能な「スーパーマリオメーカー 2」のみんなでバトルをプレイしてみた


2019年6月28日にNintendo Switch向けゲームの「スーパーマリオメーカー 2」が発売されました。スーパーマリオメーカー 2では前作になかったオンライン対戦モード「みんなでバトル」が搭載されており、インターネットを通じて世界中のマリオプレイヤーとバトルできるということで、実際にプレイしてみました。

スーパーマリオメーカー 2 | Nintendo Switch | 任天堂
https://www.nintendo.co.jp/switch/baaqa/pc/index.html

スーパーマリオメーカー 2の複数人での同時対戦モードである「通信であそぶ」には、「世界の人とあそぶ」と「持ちよってあそぶ」の2つがあります。「世界の人とあそぶ」はオンライン上でランダムに4人1組となってゲームをプレイするモードで、「みんなでクリア」は最大4人の味方でコースのクリアを目指すもので、「みんなでバトル」は最大4人で誰が1番最初にコースをクリアするかを競うというもの。「みんなでバトル」にはバトルレートが存在していますが、「みんなでクリア」の場合はただただゲームをみんなでクリアするのみ。


平日昼間ということもあって初めはマッチングにかなり時間がかかっていたのですが、しばらくプレイを続けていると割とストレスなくマッチングするようになりました。なお、みんなでクリアおよびみんなでバトルは、2人以上プレイヤーがそろった後、一定時間以上経過するとゲームがスタートします。


「みんなでクリア」と「みんなでバトル」の違いは、基本的にはバトルレートが関係しているか否か。みんなでクリアはバトルレートが関係しておらず、ミスをしても味方の位置から復帰可能です。また、プレイ時にプレイヤーがコースの難易度を選ぶことが可能で、最も得票数の多い難易度のコースをプレイすることになります。なお、得票数が同じ場合は難易度が低いものが優先されるようになっており、Nintendo Switchのフレンドと一緒に対戦することはできません。

みんなでプレイでは以下のムービーのようにコースのトラップにみんなで一緒にひっかかってしまうことがあり、ある意味でこれがみんなでプレイする醍醐味なのかも。

「スーパーマリオメーカー 2」のオンライン対戦モード「みんなでクリア」はこんな感じその1 - YouTube


ただし、味方がゴールするとその場でゲーム終了となります。みんなで一緒に固まって進んでいくこともまれにありますが、ゲームにはボイスチャット機能はないため、プレイヤーがそれぞれ自分のペースでコースを進んでいき、いつの間にか誰かがコースをクリアしてゲーム終了となることも少なくありません。複数人が協力してコースをクリアしていくような仕掛けがあればいいのですが、今のところそういった仕掛けには出くわしておらず、「ひとりでプレイする方がクリアした達成感が味わえて良いのでは……?」と思わずにはいられません。

「スーパーマリオメーカー 2」のオンライン対戦モード「みんなでクリア」はこんな感じその2 - YouTube


みんなでバトルでは、勝利すればするほどバトルレートが上昇します。基本的にはレートが近い人とマッチングするようになっており、もちろん負ければレートが下がります。実際にプレイしてみると、こちらも誰かがゴールするとゲームが強制的に終了してしまうので、マッチングしたプレイヤーの中で1番上手くない限り毎回コースの途中でゲームが終わるという消化不良なゲームを続けることになります。ゴールがすぐ目の前に見えているのにその手前で強制終了というのはなかなかストレスで、勝てない限り達成感を味わえないというのはなかなかに酷。2位以下はすべて「負け」となっておりポイントも得られないので、初心者にはなかなか続けるのが難しいゲームモードかなという印象。

「スーパーマリオメーカー 2」のみんなでバトルをプレイ - YouTube


また、以下のムービーのようにコースによってはせっかく先へ進むカギを自力でゲットしても、カギのしまった扉の前に多数のプレイヤーが待ち構えており先へ進めないといった状況も起きてしまい、複数人でプレイするのに向いていないのでは?というコースが選択されるケースがある点には注意。

「スーパーマリオメーカー 2」のみんなでバトルでカギを奪われ勝利をかすめ取られる - YouTube


そもそも難しすぎるコースが登場して誰もクリアできないまま延々とゲームが続くこともあるので、みんなでバトルおよびみんなでクリアのプレイが楽しめるか否かは、ランダムで選ばれるコースの完成度にかなり影響されそうなところ。

実際にプレイしてみた感想としては、とにかくみんなでバトルでは勝つことができず。何度も何度もチャレンジしてみたものの、惜しいところまではいくものの1位にはなれず歯がゆさだけが蓄積されていきました。発売日にプレイしたため、バトルレートがゼロからスタートした上級者が多数いた可能性もありますが、それでも「これだけ1位になれないのか……」と心が折れかけたので、1位になれなくても2位以下の順位を決めてポイントを配布するなどして達成感を得られるようにしてくれると、初心者でもより楽しめるモードになるのではと感じました。


なお、みんなでバトルの強者たちはグングンバトルレートを上げているようで、記事作成時点ではバトルレートBの2606が最高値となっています。


通信プレイでは、Nintendo Switchを「持ちよってあそぶ」ことも可能。この場合でも最大4人でプレイが可能ですが、全員がNintendo Switchを持っている必要があり、おすそ分けプレイはできません。また、最低でも1人のプレイヤーがNintendo Switch Onlineに加入しており、かつプレイ中にNintendo Switchをインターネットにつなげる必要もあります。


なお、「スーパーマリオメーカー 2」はAmazon.co.jpでパッケージ版が税込5622円、ダウンロード版が税込5863円で販売中です。

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in レビュー,   動画,   ゲーム, Posted by logu_ii

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