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「スーパーマリオメーカー」にまだ採用されていない「マリオ3」などの要素とは?


自分で「スーパーマリオブラザーズ」のコースを作ったり、人の作ったコースを遊んだりできる「スーパーマリオメーカー」では、「スーパーマリオブラザーズ」「スーパーマリオブラザーズ3」「スーパーマリオワールド」「NewスーパーマリオブラザーズU」の4種類のマリオの要素が使えますが、まだまだオリジナルのソフトにはあってもメーカーには搭載されていない要素があります。どれぐらいあるものなのか、探してみました。

スーパーマリオメーカー | Wii U | 任天堂
http://www.nintendo.co.jp/wiiu/amaj/index.html

スーパーマリオメーカーは大別して「つくる」と「あそぶ」があります。「つくる」で好きなコースを作り、「あそぶ」で任天堂公式や他のユーザーの作ったコースを遊ぶわけです。


「つくる」で使える要素はこんな感じで、見えているもの以外にも使うことのできるものがいくつかあります。


要素自体はソフト発売後に更新で追加されているものもあります。例えば、11月の大幅アップデートでは「スーパーマリオワールド」の中間ポイントが追加されていたり、11月27日(金)にはイベントコースクリア報酬としてカエルマリオが配信されました。

今日のスーパーマリオメーカー 「カエルマリオ」編 - YouTube


コース上に現れたカエルマリオ。


このカエルマリオは「スーパーマリオブラザーズ3」登場の要素。地上ではカエルのようにぴょんぴょん跳ねるためにちょっと移動しづらいですが、水中では自由に泳ぐことが可能という姿です。ただし、メーカーではこの水中での動きまでは再現されていないのが惜しいところ。このほかにマリオ3では敵の攻撃を受け付けない「地蔵マリオ(タヌキマリオ)」、ハンマーを投げられる「ハンマーマリオ」も登場しますが、マリオメーカーには未登場。クツクリボーの靴を奪うことで変身するクツマリオは実装済み。クツクリボーを上から踏みつけてもクツが残るので、マリオ3よりも変身しやすくなっています。

◆スーパーマリオブラザーズ
1985年に発売された、横スクロール型アクションの「スーパーマリオブラザーズ」シリーズの原点です。


まず、1-2の後半に出てくるリフトの、上から下&下から上にリフトが無限沸きする動きが、メーカーでは再現することができません。

スーパーマリオブラザーズ 1-2後半 リフト - YouTube


1-2のリミックスコースでは、リフトを固定して上下させていました。なお、メーカーのリフトで現在可能なのは「上下に定期的に移動」「左右に定期的に移動」「乗って一定時間したら落下」「軌道に沿って移動」です。

「スーパーマリオメーカー」で擬似的に再現したリフト - YouTube


また、2-4など、城内には足場の狭いリフトが設けられていますが、これも再現はできません。


2-3に出てくる足場は見た目だけですが、あると面白そう。


3-3などには、左右で連動したリフトが登場。左が下がった分だけ右が上がります。同様のギミックは「スーパーマリオワールド」にも出てきました。


ジャンプ台は実装されていますが、「スーパーマリオブラザーズ」のジャンプ台は動きにクセがありました。

旧仕様のジャンプ台 - YouTube


また、4-4のように正しいルートを通らないと無限ループしてしまう仕組みは、凝ったコースを作る人ならば欲しいのではないでしょうか。


◆スーパーマリオブラザーズ3
「スーパーマリオブラザーズ3」は、ファミコンソフトとして「スーパーマリオブラザーズ」に次ぐ約384万本が売れました。


マリオ3の場合、そもそもマップシステムとマップアイテムが導入されているという点が大きく異なります。


水中コースで、土管から泡が出ているところはその方向に向けて水流が出ています。「スーパーマリオブラザーズ」では、画面上では特別な表示はありませんが、3の水流と同じように、水中コースで下の方に吸い込まれそうになるところがありました。マリオ3だと、この水流はカエルマリオなら気にせず泳ぐことができたので、カエルマリオが実装された今なら追加で出てくるかも。


マリオ3といえば、平らなコースだけではなく斜面が出てくるという特徴がありました。

滑り降りて敵を倒せる斜面 - YouTube


これが使えれば、さらにコースのバリエーションは広がりそう。

滑り降りて敵を倒せる斜面(氷) - YouTube


通常、アイテムはハテナブロックに入っているものですが、堅くて壊せないブロックにもアイテムが入っていて、横から叩くことで取り出すことができました。

横から叩けるブロック - YouTube


光っているかのように見える白レンガブロックは持ち上げて投げることが可能。敵を倒したり、ブロックを破壊したりと大活躍。

投げられる白レンガブロック - YouTube


飛行船に積まれている、斜め方向と十字方向に切り替わって砲弾を撃ってくる砲台。


中には、船体の横についているタイプもありました。


ファイアバーとは異なり支点の周りは安全なクッキー


ハンマーブロスの仲間でブーメランを投げる「ブーメランブロス


ファイアボールを投げてくる「ファイアブロス


ブロックをかぶったマメクリボーは、マリオが近づくとジャンプして襲いかかってきます。

近づくと飛んでくるブロックマメクリボー - YouTube


燃えながら近づいてくるファイアスネーク。見た目の通りファイアボールでは倒せませんが、甲羅としっぽなら倒せます。


避けないと後ろに戻されてしまう竜巻。

前に進ませてくれない竜巻 - YouTube


竜巻を抜けると、太陽が体当たりしようと迫ってきます。こいつはファイアボールでもしっぽでも倒すことができませんが、甲羅をぶつければ倒せます。

マリオを追いかけてくる太陽 - YouTube


スイチューカは当たるとダメージを受けるトゲを吐き出します。こいつはファイアボールで倒すことができません。


マリオに対して体当たりではなく、一呑みにしようと寄ってくる巨大プクプク。現在のところ、マリオ3のWORLD3のような「水上コース」が作れないのはちょっと残念ですが、9面もあるワールドだっただけに、そのうち実装されるかも。


◆スーパーマリオブラザーズ2
1-1からとてつもない難しさの「スーパーマリオブラザーズ2」は、見た目は「スーパーマリオブラザーズ」のマイナーチェンジのような形だからか、スーパーマリオメーカーには収録されていません。


特に有名なのは、取るとマリオがパワーアップするのではなくダメージを受ける「毒キノコ」。スーパーマリオメーカーの場合、ハテナブロックや通常ブロックの中に敵を潜ませるプレイヤーが多くいるので、わざわざ毒キノコを実装する必要はなさそうです。

取ったらダメージを受ける毒キノコ - YouTube


このほかに、「マリオ3」だとトゲを投げつけてくるガボンや、左右に動くドッスン、ろうそくの炎のような姿のウォーク、「スーパーマリオワールド」の各色のヨッシーを含めて、メーカーに搭載されていない要素がいくつも存在します。すべての未採用要素を取り入れるべき、ということはありませんが、コース作りがより楽しくなりそうな要素もまだまだ残っているので、ぜひ追加をお願いしたいところです。

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in 動画,   ゲーム, Posted by logc_nt

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