コンビでごみ掃除と床拭きをしてくれるiRobotの最新お掃除ロボット「ルンバS9+」と床拭きロボット「ブラーバジェットM6」が登場
最新のお掃除ロボット「ルンバS9+」と床拭きロボット「ブラーバジェットM6」を発表しました。過去モデルのバージョンアップではなくゼロから設計されたというルンバS9+と、床拭きロボット・ブラーバジェットM6は、無線通信での連携により、ルンバがホコリやチリ掃除が行った後にブラーバジェットが床拭きを開始して、人間が行う「掃き掃除→拭き掃除」を完全に再現してくれます。
iRobot unveils Roomba s9+ and Braava jet m6 robots that clean together | VentureBeat
https://venturebeat.com/2019/05/28/irobot-unveils-roomba-s9-and-braava-jet-m6-robots-that-clean-together/
Roomba s Series | iRobot
https://www.irobot.com/roomba/s-series
Braava m Series | iRobot
https://www.irobot.com/braava/jet-m-series
ルンバS9+とブラーバジェットM6がどんな風に連携するのかは以下のムービーを見るとよく分かります。
iRobot Imprint Link: Roomba s9 and Braava Jet m6 - YouTube
ルンバS9+とブラーバジェットM6の連携を支えるのが「Imprint Linkテクノロジー」です。
「Imprint Linkテクノロジー」はAndroidやiOSのスマートフォンで使用可能な「iRobot HOME」アプリから清掃を開始することで使用できます。
掃除が始まると、まずルンバS9+がクリーンベースから出発して……
カーペットや床の上のホコリやチリを掃除します。
部屋の角のホコリをかきこむコーナーブラシの本数は、一世代前のフラッグシップモデル「ルンバ i7+」では3本でしたが、ルンバS9+では5本に増えています。
ルンバS9+は進行方向を1秒間に25回スキャンして、部屋を3Dでマッピングすることが可能なセンサーを搭載。これによりフロアにある部屋の間取りをまるごと記憶して、掃除する部屋などを自由自在に指定できる「Imprint スマートマッピング」をサポートしています。
ルンバS9+が掃除を終えてクリーンベースに戻ると……
次は、ブラーバジェットM6が充電ベースから出発して床拭きを開始します。
ブラーバジェットM6はルンバS9+とマップを共有することが可能なので、改めて指示をしなくてもルンバS9+が掃除した部屋を自動的に床拭きしてくれます。
「Imprint Linkテクノロジー」による連携は「ルンバ i7+」とブラーバジェットM6のペアでも使用可能とのこと。ルンバ i7+を実際に使用して確認した詳細な機能は、以下の記事を読むとよく分かります。
ルンバ最新フラグシップモデル「ルンバ i7+」レビュー、ゴミを見ることなく処分できる全自動ゴミ収集機「クリーンベース」搭載でロボット掃除機の完成形に - GIGAZINE
ルンバS9+は、ダスト容器30杯分のゴミが入るクリーンベースに加え、新たに花粉・カビ・ダニなどのアレルゲンを99%カットする「アンチ・アレルゲンシステム」やカーペット上でより高い吸引力を発揮する「パワーブースト」を搭載。iRobotによると、ルンバS9+は「かつてないほどインテリジェントでパワフル」な掃除機だとのこと。
ルンバS9+の販売価格は1299.99ドル(約14万円)で、ブラーバジェットM6は499.99ドル(約5万4000円)です。
Roomba® s9+ Robot Vacuum | iRobot
iRobot® Braava jet® m6 - iRobotNA
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