1万円台で購入可能なハンドルをクルクル回してプレイする異色のゲーム機「Playdate」
クルクル回すハンドル付きの全く新しいゲーム機「Playdate」が登場しました。ポケットに入るコンパクトサイズで、クルクル回すハンドルを活かした12種類のゲームがプレイできるというPlaydateは、20年以上にわたりMacやiOS向けのソフトウェアを開発してきたPanicというソフトウェア企業が開発しています。
Playdate. A New Handheld Gaming System
https://play.date/
The People Who Published Firewatch Are Now Making A Game Console With, Uh, A Crank
https://kotaku.com/the-people-who-published-firewatch-are-now-making-a-gam-1834958316
長年MacやiOS向けのソフトウェアを開発してきたPanicですが、近年は「Firewatch」や「Untitled Goose Game」といったゲームソフトの開発にも取り組んでいます。そして新たにチャレンジしているのが、全く新しいゲーム機の開発で、その中で生まれたのが「Playdate」です。
端末デザインはこんな感じ。黄色を基調としたレトロな見た目で、ディスプレイ下部に十字キーとA/Bボタン、ディスプレイ横にはスピーカーとボタンのようなものがあり、本体天面に電源ボタンらしきもの、側面にハンドルがついています。
手に持つとこれくらいのサイズ感。ディスプレイはシャープ製の400×240解像度の低消費電力液晶ディスプレイが採用されており、グリッド線やぼやけのない「非常にシャープでクリアなディスプレイ」とのこと。なお、バックライトは内蔵されていないため、暗所でプレイするには明かりが必要になる模様。
Panicは高橋慶太さんやZach Gageさん、Bennett Foddyさん、Shaun Inmanさんというゲームクリエイターと連絡を取り、Playdate向けゲームの作成を依頼し、合計12種類のゲームを作成中。12のタイトルは12週かけてプレイヤーに配信されるとのこと。
実際にPlaydateでゲームをプレイするとこんな感じになるというのがわかるムービーもあります。以下のムービーは、Playdateに収録される12のタイトルのうちの1つである「Crankin's Time Travel Adventure」。十字キーや2つのボタンとは別に、ハンドルを巧みに使用しなければゲームクリアできないような内容になっている模様。
ハンドルをクルクル回してプレイする異色のゲーム機「Playdate」はこんな感じ - YouTube
なお、Playdateに収録されている12のゲームの中にはハンドル部分を独創的に使用するものもあれば、全く使用しないものもあるとのことです。
Playdateは149ドル(約1万6000円)で販売で、2020年初頭に出荷予定。2019年後半にも予約受付を開始する予定です。
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