ハードウェア

オープンソースの携帯型ゲーム機「GCW Zero」


Linuxベースでカスタマイズでき、自作ゲームもプレイすることが可能なポータブルゲーム機が「GCW-Zero」です。オリジナルゲームや自作ゲームを遊べるだけでなく、エミュレート機能を使って例えば他の人が作ったゲームなどもプレイできるようになります。MIPS系CPUのIngenic jZ4770 1GHzプロセッサーを搭載しており、高フレームレートが必要なゲームでもサクサクと動くほどのマシンパワーを持っているのが特徴です。

GCW Zero - An Open Source Gaming Console Built by Gamers for Gamers...
http://www.gcw-zero.com/

GCW-Zero: Open Source Gaming Handheld by Justin Barwick
http://www.kickstarter.com/projects/gcw/gcw-zero-open-source-gaming-handheld



見た目はこんな感じで、ゲームボーイアドバンスなどのポータブルゲーム機に似ています。


LRボタン、ABXYボタン


十字キー、アナログスティックもついています。


小さくて薄いため、ポケットに入れて持ち運ぶのも問題なさそう。


上側からみるとこのようになっています。


3.5インチ(320×240ピクセル)液晶を搭載。


オリジナルゲームもありますが、自作のゲームを制作しプレイすることもできます。


また、ゲームシステムを変更することも可能です。


オープンソースのために、自分で好きなようにカスタマイズできるのが、大きな特徴の1つ。


もちろん、USBケーブルを用いて……


PCと接続することもできます。USB接続による充電も、時間はかかるが可能とのこと。


また、Wi-Fi接続によって多人数でプレイをすることもできるようです。


色は白だけでなく、黒も準備するとのこと。


YouTubeでは、GCW Zeroのプロトタイプでマリオカートやソニック・ザ・ヘッジホッグなどのゲームをプレイしている様子が公開されています。

GCW Prototype Teaser Video - YouTube


プロジェクトはKickstarter上で資金を募っており、目標額にはすでに到達済み。135ドル(約1万2000円)を出資すれば1セットがゲットできるようになっていますが、その他に20ドル(約1800円)を送料として支払う必要があります。締め切りは日本時間で1月29日(火)の9時です。

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in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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