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次のスター・ウォーズ映画は「ゲーム・オブ・スローンズ」の制作陣が担当

by aitoff

2019年4月15日からついにスタートした「ゲーム・オブ・スローンズ 最終章」が何かと話題を集めていますが、スター・ウォーズシリーズの配給を担当するディズニーのボブ・アイガーCEOが、次のスター・ウォーズ映画はゲーム・オブ・スローンズの制作陣が担当することになると明かしました。

Disney: next Star Wars film is from Game of Thrones creators - Polygon
https://www.polygon.com/2019/5/14/18623112/disney-star-wars-movie-game-of-thrones-creators

スター・ウォーズシリーズやマーベル・シネマティック・ユニバースを配給するディズニーが、2019年以降の映画公開スケジュールを発表し、スター・ウォーズの新三部作は2022年に、アバター5は2027年に公開予定であることを明かしました。

スター・ウォーズ新三部作は2022年から公開、マーベル・シネマティック・ユニバースのフェーズ4は2020年から開始か - GIGAZINE


2019年12月にはシリーズ9作目となる「スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー」が公開予定ですが、それ以降に公開される新作スター・ウォーズ映画で情報が明らかになっているのは、2022年公開予定の新三部作のみでした。しかし、ディズニーのボブ・アイガーCEOが、投資家向けの電話の中で、スター・ウォーズの新作映画に関する情報をお漏らししています。

アイガーCEOによると、スター・ウォーズシリーズの新作映画は、ゲーム・オブ・スローンズで製作総指揮・脚本・プロデューサーなどを担当したデイヴィッド・ベニオフD・B・ワイスのコンビによるミステリー作品になるとのこと。なお、アイガーCEOはベニオフとワイスによる新作に関する詳細については明かさなかったそうです。

また、アイガーCEOは「スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー」をまだ観ていないものの、ルーカスフィルムはこの映画が大ヒットすることを確信している、とも述べたそうです。加えて、エピソード9から新三部作までの準備期間が「3年間」であることについて、「我々はすでにとてもハードワークしています。しかし、同時に、3年間という時間は、休息を取り新作を製作するには十分な時間であるとも感じています」とも語っています。


・おまけ
ディズニーは独自のストリーミング配信サービスである「Disney+」を発表しましたが、2019年3月に21世紀フォックスが保有する競合サービス「Hulu」の株式を取得。同年4月にもAT&Tが保有するHulu株を取得し、過半数のHulu株を保有する事実上の親会社となっていました。

その後の2019年5月14日に、ディズニーはComcastが保有していた残りのHulu株の買収についても合意に達し、Huluの買収をほぼ完了させています。なお、Comcastは2024年までに公正な市場価格でHulu株をディズニーに売却予定とのことです。

Disney is taking full control of Hulu - CNN
https://edition.cnn.com/2019/05/14/media/disney-buys-comcast-hulu-ownership/index.html


Hulu株の取得に際し、ディズニーのアイガーCEOは「Huluは最も優れたテレビである」と述べ、Huluをディズニーのストリーミング計画に「完全に統合」することで、「消費者にとってより魅力的でより大きな価値を持つものとなる」とコメントしています。

ディズニーはこれまでにもHuluが同社のストリーミング戦略における重要な要素を担うことになると明かしており、Disney+を発表した際には、投資家向けに「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」のような大人向けのコンテンツを持つHuluの将来についても詳しく語ったといわれています。なお、ディズニーの幹部によると、Disney+とHuluを割引価格でまとめる可能性もあること、Huluを含むすべてのサービスが今後数年以内に収益を上げることなどが望まれているとのこと。

記事作成時点でHuluは約2700万人もの有料会員を抱えていますが、競合サービスのNetflixは全世界で1億5000万人近くの有料会員を抱えています。Huluは独自コンテンツの強化を図っており、前述の「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」の他にも、複数の番組を計画中。また、マーベルシリーズの「ゴーストライダー」や「ヘルストローム」などの配信も決定しています。

HuluはComcastの子会社であるNBCユニバーサルが取り扱う作品も多数配信しており、Comcastが2024年までにHulu株をすべて売却することでディズニーと合意したことから、NBCユニバーサルのコンテンツがHuluからなくなることも懸念されていました。しかし、ディズニーはNBCユニバーサルのコンテンツを保持することは重要と考えており、NBCユニバーサルがHuluにライセンス供与するコンテンツの一部をNBCユニバーサル独自のストリーミングサービスに配信する権利を与えてでも、コンテンツを維持することを選んだと報じられています。

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in ネットサービス,   映画, Posted by logu_ii

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