濃厚でパンチのある油そばと湯切りのチキンスープで二度楽しめる「チキンラーメンの油そば」試食レビュー
NHKの連続ドラマ小説「まんぷく」でも取り上げられた日清の「チキンラーメン」シリーズが、登場から61年目にして初の湯切りタイプとなる「汁なしチキンラーメン」シリーズを展開。その第1弾となる「チキンラーメンの油そば」が2019年3月25日に登場しました。おなじみのローストしょうゆ味のちぢれ麺が油そばに生まれ変わったら一体どんな味なのか、実際に食べてみました。
「チキンラーメンの油そば」(3月25日発売) | 日清食品グループ
https://www.nissin.com/jp/news/7686
さっそく「チキンラーメンの油そば」をゲット。
スープのない「油そば」ということで、フタの右側には湯切り口があります。また、「たまごを乗せてさらにドロ旨い!」と、たまごの追加投入もおすすめされていました。
原材料はこんな感じ。「油揚げめん」「しょうゆ」「食塩」「チキンエキス」といったチキンラーメンではおなじみに原材料にくわえて、「たれ」「かやく」が併記されています。かやくには魚肉練り製品、ねぎ、のりが含まれているとのこと。
カロリーは1食当たり486kcalです。
まずは向かって左からフタを開け……
鶏油とラー油の「濃厚醤油だれ」と「きざみのり」の袋を中から取り出します。
カップの中をのぞいてみると、普通のチキンラーメンと一緒に具として乾燥ネギが入っているのが見えました。
内側の線まで湯を注ぎ……
フタの上で濃厚醤油だれを温めながら、3分間待ちます。
3分たったら、湯切り口のフタをめくります。
普通であれば湯は捨ててしまうところですが、この「チキンラーメンの油そば」では大きめのマグカップに湯を切ることで、油そばとセットにできるスープを用意できるというのが大きなポイント。
スープをマグカップに注いだら、麺の上に濃厚醤油だれを注ぎ……
しっかりと混ぜていきます。混ぜていくと、チキンラーメンと醤油の香りが辺りに漂います。
湯を注ぐ前は気づきませんでしたが、具の中にはひよこちゃんの顔をした小さなかまぼこが入っていました。
きざみのりをかけて、マグカップに注いだスープを添えたら「チキンラーメンの油そば」の完成。
よく混ぜながら、さっそく一口食べてみました。麺はおなじみのちぢれ麺で、慣れ親しんだチキンラーメンの味と香りがしっかりするのですが、それ以上に濃厚醤油だれに含まれている鶏油とラー油の香りが食欲をそそり、醤油だれのキレのあるうま味がプラスされています。本来のチキンラーメンよりもパンチの効いた味わいで、かなり食べ応えのある油そばに仕上がっていますが、その反面で塩分が濃い味付けとなっている印象で、人によっては飲み物がないと少しきついかも。
濃厚醤油だれの塩分と油分で口の中がこってりしてきたところでチキンラーメンのスープを一口飲むと、少しさっぱりします。ただし、スープの濃さは普通のチキンラーメンと同じくらいなので、あっさり目にスープを作りたい人はカップに注ぐ湯の量を少し増やすのがいいかも。湯切りのスープをセットで味わえるので、ボリュームは十分あります。
今度はフタに書かれていた通り、卵を乗せてみることにしました。
黄身を崩してよく混ぜて……
さっそく食べてみます。卵によって塩辛さの角が取れてまろやかな口当たりになり、これはかなりアリ。濃厚醤油だれの味に卵のねっとりとしたうま味が加わり、どこかすき焼きのような風味も感じられる汁なしそばになりました。ただし、汁がないことで麺がのびるのが早いので、湯を切ってタレを混ぜたらとにかくすぐ食べるのがおすすめです。
「チキンラーメンの油そば」は2019年3月25日から、全国のスーパーで購入可能。希望小売価格は税込194円となっています。
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