2019年03月09日 00時00分レビュー

iPhoneで出先でもPS4がプレイ可能になるプレステ公式アプリ「PS4 Remote Play」の設定＆プレイが超絶簡単で便利

PlayStation 4(PS4)にはPS VitaやPCを使って遠隔地からPS4のゲームをプレイできるリモートプレイという機能が存在します。これまではスマートフォンではソニーのXperiaシリーズのみリモートプレイに対応していたのですが、新たにiOS端末からもリモートプレイが可能になる「PS4 Remote Play」なるアプリが登場したので、早速使ってみました。

「PS4 Remote Play」をApp Storeで
https://itunes.apple.com/jp/app/ps4-remote-play/id1436192460

PS4®システムソフトウェア｢バージョン6.50｣アップデートを実施！ | PlayStation.Blog
https://www.jp.playstation.com/blog/detail/8348/20190307-ps4-2.html

実際にPS4 Remote Playアプリを使ってiPhoneでPS4をリモートプレイするとこんな感じになります。

iOS版「PS4 Remote Play」で横持ちリモートプレイするとこんな感じ - YouTube

アプリはApp Storeからインストール可能。ページを開いたら「入手」をタップ。

インストールが完了したら「開く」をタップ。

アプリを開くとこんな感じ。リモートプレイを始めるには画面中央の「はじめる」をタップ。

プレイステーションネットワーク(PSN)アカウントへのサインインを求められるので、リモートプレイに使用するPS4で使っているPSNの認証情報を入力して「サインイン」をタップ。

するとアプリがPS4を検索し始めます。当たり前ですが、この時リモートで接続するPS4の電源が入っていない場合はいつまで経っても検索が終わりません。また、PS4本体もシステムソフトウェアバージョン6.50以降にアップデートする必要があります。

加えて、アプリ側はWi-Fiに接続している必要があるので、未接続時にリモートプレイを試みても以下のような警告が通知されるだけです。

PS4の電源をオンにした状態でリモートプレイアプリを使用すると、画面上に「登録中です…」と表示され……

しばらくするとスマートフォンの画面にPS4の画面が表示されるようになり、たったこれだけの操作でPS4を遠隔操作できるようになりました。画面上部の赤枠部分にPS4の画面が表示され、下半分には仮想コントローラーが表示されます。画面下部の青枠部分に書かれているように、アナログスティックを2回タップするとL3もしくはR3ボタンとして操作できます。

十字キーもしくは左アナログスティックと○×△□ボタンの2カ所くらいまでなら同時に操作できますが……

そこにさらにL1・L2やR1・R2ボタンまで操作する必要が出てくると、さすがに仮想コントローラーの限界を感じます。XperiaのリモートプレイではPS4のワイヤレスコントローラーであるDUALSHOCK4とスマートフォンを接続することもできるのでアクション性の高いゲームもプレイ可能となりそうですが、iOS版では記事作成時点ではDUALSHOCK4の使用は不可能で、iPhoneの画面に表示されている仮想コントローラーだけでプレイする必要があります。

実際に操作するとどんな感じになるかわかるのが以下のムービー。iPhoneの画面上でのボタン操作と、ボタンを押してから画面上の操作に反映されるまでのラグがどれくらいあるのかが何となくわかるはず。想像よりもラグはかなり少ないですが、コンマ1秒の差を争うようなゲームに向いていないであろうことは明らかです。ただし、ノベルゲームやアクション性の少ないターン性のRPGなどは十分プレイできそうです。

iOS版「PS4 Remote Play」でリモートプレイするとこんな感じ - YouTube

また、iPhoneを横持ちにすれば以下のように、より大画面でPS4のゲームがプレイ可能になります。