無料で画像に秘密のメッセージを隠したりテキストやファイルを暗号化可能な「Secret Messager」
「Secret Messager」は文章やファイルを暗号化したり元に戻したりするだけではなく、画像に文章を暗号化して隠したり、画像に隠した文章を取り出したりまで可能なフリーソフトです。
Software - Free online tool to encrypt messages with AES 256
http://secretmessages.online/Home/Software
Secret Messagerを使うには、公式ページからソフトウェアをダウンロードする必要があります。公式ページにアクセスして、「Download Now」からソフトウェアをダウンロードします。
ダウンロードした「SecretMessager-1.0.0.exe」をダブルクリックして、インストーラーを起動します。
インストーラーが起動したら、「Next」をクリック。
Secret Messagerは初期状態では「C:\Program Files (x86)\Secret Messager\Secret Messager」にインストールされますが、「Change...」をクリックして、インストール先を変更することも可能です。今回は「Next」をクリックして、デフォルトの場所にインストールします。
「Install」をクリックして、インストールを開始します。
しばらく待つと自動でインストールが終了します。「Launch Secret Messager(Secret Messagerを起動する)」にチェックを入れ、「Finish」をクリック。
Secret Messagerは「Secret Messages(文章の暗号化/暗号化解除)」「Secret Files(ファイルの暗号化/暗号化解除)」「Secret Image(画像に文章を隠す/文章を取り出す)」が可能です。
まずは文章を暗号化してみます。タブバーから「Secret Messages」を選択し、左側の空欄にに暗号化したい文章を入力します。「Password」にパスワードを入力して、「Encrypt」をクリックして、暗号化します。
するとこんな感じで、右側の空欄に暗号化されたメッセージが表示されました。
暗号化された文章を解読してみます。左側の空欄に暗号化された文章を入力し、暗号化したときのパスワードを入力して「Decrypt」をクリック。
すると右側の空欄に元の文章が表示されました。
ファイルを暗号化することも可能です。タブバーから「Secret Files」をクリックして、「Add File(s)」をクリック。
暗号化したいファイルを選択して、「開く」をクリック。ファイルは1つだけではなく、複数選択も可能です。
パスワードを入力して、「Encrypt」をクリックします。
すると、選択したファイルと同じフォルダに、暗号化されたファイルが生成されました。
Secret Messgerで暗号化したファイルを元に戻してみます。「Add File(s)」から暗号化されたファイルを選択して、「Password」に暗号化に使ったパスワードを入力し、「Decrypt」をクリックすると、暗号化が解除できます。
画像に文章を暗号化して隠してみます。タブバーから「Secret Image」を選択して、「Add」をクリックします。
暗号を隠す画像を選択したら、「開く」をクリック。
画像に隠したい文章を、画像の右側の空欄に書き込みます。「Password」に暗号化のためのパスワードを入力して、「Encrypt」をクリックします。
しばらく待つと、「Messages have been hiddeded and encrypted in Secretimage.png」と表示され、隠した画像と同じフォルダに生成された「Secretimage.png」に文章が隠されました。
元の画像(左)と文章を隠した画像(右)を見比べて見ると、見た目の差はありません。
しかし画像ファイルの形式がJPEGからPNGになり、ファイルサイズも487KBから5.3MBと10倍以上に増えていました。
画像から隠された文章を取り出してみます。「Secret Image」から「Add」をクリック。
暗号を隠した画像を選択して、「開く」をクリック。
隠したときに使ったパスワードを入力して、「Decrypt」をクリックします。
すると右側の空欄に、隠したメッセージが現れました。
・関連記事
無料でスパイ映画のような「読んだら自動的に消滅する」文書やファイルのURLを作成できる「SafeNote」 - GIGAZINE
完全無料で暗号化通信を使って安全にビデオメッセージまでやり取りできる多機能メッセージアプリ「Tox」を使ってみた - GIGAZINE
有名メーカーのハードウェア暗号対応SSDで容易に暗号が解読される脆弱性が判明 - GIGAZINE
閲覧ページの盗み見や別ページへの誘導などの「ネット検閲」を防ぐためのDNS暗号アプリ「Intra」を使ってみました - GIGAZINE
IoTで構築した「スマートホーム」は通信を暗号化していても生活をのぞき見される可能性があるという研究結果 - GIGAZINE
・関連コンテンツ