Twitterのツイート編集機能についてジャック・ドーシーCEOがリアルタイム性との兼ね合いを語る
by Acid Pix
Twitterのジャック・ドーシーCEOが「投稿済みのツイートの内容を編集する機能」について、YouTubeで配信されているトーク番組の中で話題に上げました。
Joe Rogan Experience #1236 - Jack Dorsey - YouTube
Dorsey says Twitter is considering support for editing tweets - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2019/02/02/editing-tweets-feature-twitter/
Twitter's Jack Dorsey explains how editing tweets might work
https://www.engadget.com/2019/02/03/jack-dorsey-explains-how-editing-tweets-might-work/
ツイートの編集機能追加は2013年にも噂されていました。
Twitterがツイートを後から編集できる機能の導入を検討中 - GIGAZINE
2013年当時、本当に機能追加の予定があったのかは不明ですが、少なくともドーシーCEOは機能追加の推進派であり、2019年2月現在、どういった編集を可能にすべきなのかという検討が進められています。
YouTubeで配信されているトーク番組「Joe Rogan Experience」に出演したドーシーCEOによると、TwitterはもともとSMS・テキストメッセージをベースとして構築されたため、送信済みテキストを編集することができないように、投稿されたツイートは即座に世界中に向けて発信され、戻ることはできない仕組みになっているのだとのこと。
ただ、タイプミスを修正できるように、たとえば投稿後5秒~30秒ほどは「投稿中ウィンドウ」が表示され、その間にツイートを編集できるようにするという案をドーシーCEOは提案しました。
一方でドーシーCEOは、NBAの試合を観ながら実況ツイートしているときのようにリアルタイム性が求められる場面と、公式な声明をツイートするときのように時間をかける場面があることから、動的な対応をすることも示唆しています。
なお、「以前のツイートの誤字」を修正できるようになるのかどうかは不明。ドーシーCEOとしては「オリジナルのツイートは表示できるようにしておく」という前提があるようなので、仮に内容修正ができるようになっても、過去のツイート改変により「RT内容が意図したものと異なるものにされてしまった」とはならない見込みです。
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