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「GIGAZINEマンガ大賞」2019年2月度募集開始&トップ画メイキングはこんな感じ


寒さがようやく落ち着いたところも、よりいっそう厳しい寒さに襲われているところも、ちらほらと春の兆しを目にできる季節になってきました。これまでの季節も新しい季節でも、GIGAZINEマンガ大賞およびGIGAZINEマンガへのご声援をいただけるとうれしく思います。

昨年はGIGAZINEマンガレーベルから、フルカラーコミックス「姫とゲーマー」と、マンガ大賞のトップ画を集めて収録した「『マンガ大賞』をイメージさせるイラストをおまかせで発注したらこうなったよまとめ GIGAZINEトップ絵画集」の2冊をリリースしました。Amazonページからいつでもお求めいただけるほか、Kindle Unlimited会員ならいつでも無料で読むことができますので、ぜひダウンロードしてください。

姫とゲーマー (GIGAZINE) | 椒いお, 三九二京, GIGAZINE | マンガ | Kindleストア | Amazon


「マンガ大賞」をイメージさせるイラストをおまかせで発注したらこうなったよまとめ GIGAZINEトップ絵画集2018 | GIGAZINE | Kindleストア | Amazon



◆「GIGAZINEマンガ大賞」募集要項はこちらから



募集要項は既に読んだのでとにかく応募!という人は応募フォームからお願いします。

◆原作脚本募集要項はこちらから



小説や脚本形式で応募しようと考えている人は、上記リンクから募集要項をご確認ください。

◆大賞募集記事のトップ絵・イラスト募集
この記事にも掲載している「GIGAZINEマンガ大賞」の「トップ絵」イラストも募集しています。募集要項はこちらから



◆2019年2月度GIGAZINEマンガ大賞トップ画イラスト
2019年2月度のトップ画イラストは本山はな奈さんにいただきました。タブレットで作業をする女性をタブレット側から見つめ返している不思議な構図にドキリとします。物語を描いているとき、キャラクターたちも作家を見つめているのかもしれません。


本山はな奈さんからコメントをいただきました。

こんにちは、作家の本山はな奈です。
「GIGAZINEマンガ大賞」2月度のトップイラストを描かせていただきました。
「マンガ大賞」をイメージさせるイラストをおまかせで発注していただきましたので、いろいろな可能性を探りながらイラストを描きました。
作家さん自体を、主人公として描けるまたとない機会で、描くのがとても楽しかったです♪
ぜひ、本山の「こうなったよ」を以下に続くメイキングで見てくださると嬉しいです。


以下はイラストのメイキングになります。

本山「ラフ案は、構図のラフを作成してから、完成に近いラフを作成します。イラストを見る人に興味を持ってもらえるような、または応募しようと思ってもらえるような図を探ります。このとき、イラストがトップページから見られることを意識し、サムネイルサイズの図もあわせて検討しました」

本山「GIGAZINEのサイトを拝見して感じた熱量と、作家の持つ情熱を伝えたいという所から構想した図案です。Gペンを振りかざす少女やフキダシのモチーフで「勢い」や「パワー」を、シンプルかつポップに表現した構図。士気を上げられるような1枚を目指したいです」


本山「応募しようか迷っている作家さんに訴求したいと考えて構想した図案です。人々が階段を上るさなか、立ち止まってこちらを見る主人公と、階段を区切りにリアルの街並みと空想のドローイングが同居する背景を持つ構図。背中を押せるような1枚を目指したいです」


本山「デジタルマンガを主体とした図案です。作家さんがマンガのコマ割り作業をしている状況を液晶タブレット越しに見た構図。制作を応援できるような1枚を目指します」


本山「採用となった案3をもとに完成イメージを作成します。イラストを構成するモチーフごとに大まかに色を配置したり、実際にかけるエフェクトなどを検討したりします。配色は、GIGAZINEのサイトカラーやロゴマークからビビットな青・黄・橙・紫を中心に選びました。液晶タブレット側から人物を見るという少し不思議な状況なので、明暗や立体感を実際の色味ではなく、青と橙、紫と黄の対になる色を組み合わせて作っていく計画になりました。」


本山「線画作業です。完成ラフ案をもとに、丁寧な線を引いていきます。後の色塗り工程がしやすいよう、モチーフごとにレイヤー分けをします。奥行きが出るように手前の液晶タブレット、右腕、人物、背景の順に線を細くしています。ラフの時は頭部の形から描き始めることが多いですが、ペン入れは集中力のあるうちに、目など気合が必要なところから入れていきます」


本山「色を塗っていきます。ブラシで塗り重ね、ぼかしツールでなじませていきます。水彩のような液だまりやムラのある表現が好きなので、ブラシは水彩のような素材感のものをカスタマイズしています。暗い部分は『乗算レイヤー』の他『焼きこみレイヤー』などで彩度を保ちながら深みを与えていきます。明るい部分は『ソフトライト』『加算発光レイヤー』などで色味を残しつつ効果を与えていきます。肌や髪、洋服などもレイヤー分けしていきますが、それぞれの境界は部分的にぼかしてなじませたりしています」


本山「液晶越しに見える感じを出したかったので、液晶とペンの接点を示すためのオブジェクトや、空中にキラキラしたものを付け加えて『こちら側』から見えている感じを出していきます。全体を塗り終えたら、背景や液晶に接する右腕部分にボカシフィルタをそれぞれ適用し、人物に注目が行くようにピントを作ります。最後に、上から画用紙の画像素材を『ソフトライト』モードで重ねます。バランスを見て『トーンカーブレイヤー』などで色のメリハリを調整して完成です」


本山「以上です。ご覧いただきありがとうございます。少しでも、みなさまを応援できるようなイラストになっていれば幸いです」


◆大賞募集記事のトップ絵・イラスト募集


この記事に掲載しているような「トップ絵」のイラストを募集しています。こちらの記事の募集要項を確認のうえ、以下の自薦応募フォームからご連絡ください。

ここをクリック(最初の選択肢で「GIGAZINEマンガ大賞募集記事のトップ絵・イラスト」を選んで下さい)

過去のマンガ大賞記事のトップ画・メイキングは以下からご覧いただけます。

「GIGAZINEマンガ大賞」2019年1月度募集開始&トップ画メイキングはこんな感じ - GIGAZINE



2018年のイラストはまるっとまとめて電子書籍化していますので、そちらもぜひご覧ください。

「マンガ大賞」をイメージさせるイラストをおまかせで発注したらこうなったよまとめ GIGAZINEトップ絵画集2018 | GIGAZINE | Kindleストア | Amazon



◆「GIGAZINEマンガ大賞」募集要項


・基本条件:
・スマホでも読めるのが前提(見開きナシ、縦スクロール基準)


・フルカラー・フルデジタル(白黒の場合は「原作」として扱います)

・ジャンル自由で「第1話」の完成原稿とそのメイキング資料であること。メイキング資料はキャラクターデザイン・色彩設定・ネーム・下描きなど。もちろん第1話から最終話まで描ききっての応募もあり。


・原稿フォーマット:
縦横比率・ファイルサイズ・解像度は「姫とゲーマー」を参考にして下さい。

・原稿枚数:
自由。何ページでもOK。

・その他:
・年齢制限なし、未成年でも受賞時にはクリアできるようにもろもろの手続きを行います

・既に自分で他メディアやプラットフォームにて発表済みの一次創作OK

・雑誌には掲載されたが単行本化されなかったor途中でやんごとなき事情で打ち切られてしまったという作品もOKです。あきらめないでください。

・「作画のみ」はポートフォリオのURLや作品集を見せていただければOK。第1段階審査通過分については第2段階審査で実際にお試し原作で描いてもらい、通過後、最終段階の投票審査に回します。

・締切日:
2019年2月28日木曜日、23時59分59秒

・審査プロセス:


編集部による1次選考後、以下のような審査プロセスを予定しています。

第1段階:GIGAZINEシークレットクラブメンバーだけが閲覧可能なクローズド環境による評価+編集部によるメイキング資料を含めた評価

第2段階:「最終話までのプロット」など必要事項を追加作成後、編集長による審査。最後まで描ききれるかというポテンシャルを見て、最後まで走り切れそうだと判断できれば、最終段階進出となります。

最終段階:GIGAZINE上にて掲載、GIGAZINE読者によるアクセス解析結果からの点数評価+GIGAZINEシークレットクラブメンバーによる点数評価+編集部による点数評価で大賞受賞者を決定

・賞金:


まず、1次審査を通過し第1段階に選ばれた全員に奨励金として賞金1万円をもれなく贈呈。

次に、第2段階に選ばれた全員に奨励金として追加で賞金2万円を贈呈。

そして最終段階で大賞受賞作品として選ばれた場合、賞金10万円を贈呈。

※賞金合計金額は課税されない範疇に収めているので未成年でも大丈夫なはずです、受賞できます。振込先口座がない場合でもなんとかします。

・受賞後の流れ
GIGAZINEで連載形式で掲載を終えた後、電子書籍化しAmazonで販売します。それぞれ規定の原稿料・ロイヤリティをお支払いします。電子書籍の販売・宣伝もGIGAZINEが責任を持って行います。

・質問受付フォーム:
応募するにあたっての疑問点があればこちらをクリックしてお問い合わせしていただければ大丈夫です。同じような質問が続く場合はFAQとしてまとめますので、ご理解とご協力をお願いします。

・マンガ大賞応募フォーム:

こちらをクリック



◆原作脚本募集要項

・第1話原稿に加えて、1話から最終話までのプロットを合わせて用意してください。


・1次審査では単純な話の面白さと1話の完成度を見ます。2次審査から最終審査に進んだ場合は、実際にマンガ原作を作成することを意識した「ト書きの脚本を最終話までコンスタントに作成できるか」を審査します。

・「原作のみ」で文字のみの応募の場合は、Googleドキュメントに本文を貼り付けた後、共有リンクのアドレスを応募フォームに記載してもらえれば大丈夫です。その場合、応募後にドキュメントの編集は行わないようにお願いします。

応募フォームはこちらをクリック



マンガ大賞の選考フローには「GIGAZINEシークレットクラブ(GSC)・クローズド審査」があります。GSCメンバーの人はもちろん、まだメンバーじゃないよという方も、ぜひこの機会にGSCの一員となって、未来の名作の誕生に立ち会ってください。GIGAZINEシークレットクラブへの登録はこちらから。

それでは、クリエイターの皆さまの応募を心よりお待ちしております。よろしくお願いします。

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in マンガ,   ピックアップ, Posted by log1e_dh

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