2019年01月29日 23時00分レビュー

付せんっぽくどこにでも貼れる電子メモパッド「ブギーボードBB-12」を使ってみた

何度も繰り返し消しては書けるペーパーレス電子メモパッド「ブギーボード」のラインナップに、2019年2月20日から付せんサイズの「BB-12」が加わります。新登場のシリーズ最小モデルは付属のシートでどこにでも貼り付けられて付せん代わりに使えるとのことなので、実際に触って使い心地を確かめてみました。

BB-12 | ブギーボード | KINGJIM
https://www.kingjim.co.jp/sp/boogieboard/bb12.html

「BB-12」を使ってみるとどんな感じなのかは、以下のムービーを見ると分かります。

付せん代わりに使える電子メモパッド「ブギーボードBB-12」 - YouTube

◆外観レビュー
「BB-12」はこんな感じのパッケージに入っています。

中身は、BB-12本体、取扱説明書、マグネットシールです。

取扱説明書には保証書が付属しています。

本体の液晶パネルは感圧式なので、開封した時点では運送中についたと思われる模様が出ていましたが……

消去ボタンを押すことできれいになりました。BB-12の画面は常に何かが書ける状態になっているので、電源ボタンのたぐいはありません。

本体は縦と横の長さが86mmで、交通系ICカードの長辺とほぼ同じです。

本体右側面に付いているペン状のスタイラスは上にスライドさせることで着脱できます。

背面にはマグネットが付いています。

側面には電池を入れるソケットのフタがあります。

ネジを外すと……

既にリチウムコイン電池が入っていました。

電池の規格はCR2016です。ひとつの電池で約3万回消去できるとのこと。

ネジは小さいので、電池の交換には精密ドライバーが必要になります。

なお、電池がなくても書くことは可能ですが、書いた内容を消去することはできません。

◆使用レビュー
以下のムービーからブギーボードBB-12を使用している様子を見ることができます。

付せん代わりに使える電子メモパッド「ブギーボードBB-12」 - YouTube

画面は感圧式なので、線の太さを自由に書き分けることができます。

スタイラスよりは書きにくくなりますが、爪の先や……

先端を出していないボールペンでも書けるので、急な電話対応の際に片手が受話器でふさがっていて、両手でスタイラスを取り外すことができなくてもメモを取ることができます。紙とペンがそろっていなくても書けるのは電子メモパッドならではのポイントですが、先がとがったものを使うと液晶パネルが傷ついてしまうので要注意です。

背面にマグネットが付いているので、冷蔵庫など金属製のものに貼り付けることができます。

BB-12を金属製ではないものに取り付けたい場合は、付属のマグネットシールのはく離紙をはがして……

接着面を貼り付けます。

そうすると、このように金属製ではないものにも貼り付けられるので、付せん代わりに使用できます。もちろんマグネットでくっついているので何回でも着脱できます。

本体の角にはストラップ穴もあるので……

ストラップを取り付けて持ち運んだり、ドアノブなどにひっかけて使うこともできます。

ブギーボードBB-12は電子メモパッドなので紙を消費することなく何度も繰り返し書けるので経済的で、書き味もなめらかで紙に引けを取りません。ただし、パネルの感度が繊細な分、何かが画面に当たっただけで模様が残ってしまうという側面もあります。また、部分消しや画面ロックといった機能もないため、付せんやメモ用紙代わりといった、ある程度割り切った使い方に適していると言えます。

2019年2月20日の発売予定で、価格は税込2916円です。カラーバリエーションは白・黒・オレンジ・青・黄の5色となっています。

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