2019年の色は「Living Coral」だとPantoneが発表

Pantone(パントン)がトレンド分析を基に次の1年のテーマカラーを決める毎年恒例カラー・オブ・ザ・イヤーを発表しました。パントンのカラー・オブ・ザ・イヤーはデザイン、ファッション、エンターテイメントなどに大きな影響を与えるとされていますが、2019年の色に選出されたのは生きたサンゴの鮮やかなピンク色「Living Coral」です。

パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー 2019
https://www.pantone-store.jp/coy2019/index.html

Living Coral Is Pantone’s 2019 Color of the Year – Adweek
https://www.adweek.com/brand-marketing/living-coral-is-pantones-2019-color-of-the-year/

活気がありながらまろやかさもある「PANTONE 16-1546 Living Coral」が、2019年のパントン・カラー・オブ・ザ・イヤーに選出されました。どんな色なのかは以下のムービーを見れば一発でわかります。

Pantone Color of the Year 2019 – Living Coral - YouTube


「PANTONE 16-1546 Living Coral」はその名の通り、生きたサンゴと同じ鮮やかなピンク色。

これが「Living Coral」。鮮やかでいながらどこか優しさも感じるような色。

ちなみに2018年のパントン・カラー・オブ・ザ・イヤーは「PANTONE 18-3838 Ultra Violet」でした。

パントン・カラー・オブ・ザ・イヤーを選出するのは、毎年色の流行を分析しているPantoneのコンサルティング部門であるPantone Color Institute。特にPantone Color Instituteは色の持つブランディング効果に注意しており、「AirbnbやAppleが過去数カ月にわたってサンゴ色を使っていた」ことから、2019年のパントン・カラー・オブ・ザ・イヤーである「Living Coral」は流行の色であるとしています。

Pantoneは「Living Coral」を「気軽で幸福な色」「楽観主義と楽しさの探求という生まれながらの必要性の象徴」と表現。また、Pantone Color Instituteのエグゼクティブ・ディレクターであるリアトリス・アイズマン氏は、「色は私たちがそれを通して自然とデジタルのリアリティを体験する均等レンズです。消費者が、人間的交流や社会的つながりを強く望んでいるので、陽気なPantone Living Coralが見せる人間味があり元気を与える性質は、人の心の琴線に触れます」と、「Living Coral」の選出理由を語っています。