乗り物

自動運転車に乗れる配車サービス「Waymo One」が24時間体制でサービスをスタート


Alphabet傘下でGoogleからスピンアウトした自動運転車開発企業「Waymo」が、自動運転車を使った配車サービス「Waymo One」を正式に開始しました。

Waymo One: The next step on our self-driving journey
https://medium.com/waymo/waymo-one-the-next-step-on-our-self-driving-journey-6d0c075b0e9b

Riding with Waymo One today ? Waymo ? Medium
https://medium.com/waymo/riding-with-waymo-one-today-9ac8164c5c0e

Waymo OneはWaymoが開発と公道テストを続けてきた自動運転車を使った配車サービス。当面はアリゾナ州フェニックス郊外のチャンドラー、テンピ、メサ、ギルバートの4エリアに提供エリアが絞られますが、24時間・週7日のいつでもサービスを利用できるようになっています。


Waymo Oneを利用する際は、スマートフォンアプリで自分の居場所と行き先を指定。すると、安全に乗降できる場所が示されるので、問題がなければ「Request Ride」ボタンをタップすると自動運転車がやって来るという仕組みです。


サービス提供開始直後の段階では、安全のために運転席にWaymoのスタッフが座って運行を監視するとのこと。走行中は車内のディスプレイに周囲の状況を車載AIがどのように認識しているのかが表示されます。


まだサービスが始まったばかりのWaymo Oneを利用できるのは、これまでにWaymoの試験プログラムに参加していた100人程度のボランティアに限定されています。また、上記のように提供地域も限定されていますが、今後は対象者や対象地域が拡大されていくとのことです。


以下のムービーでは、Waymo Oneのサービスがどのようなものになっているのかのイメージを見ることができます。

Introducing Waymo One, the fully self-driving service - YouTube

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
世界でただ1人、Waymoの自動運転車に乗っている女子高生がいる - GIGAZINE

Waymo(元Google)のCEOが「運転手ナシの自動運転車サービスが間もなく登場」と発言 - GIGAZINE

Waymoが初の一般市民を対象とした自動運転車の走行テストを開始して参加者を募集中 - GIGAZINE

Google発の自動運転車がどこまで進化したのかを実感できるドライバーなしの試験走行ムービーが公開、近い将来に「完全自動タクシー」の提供を目指す - GIGAZINE

スマホアプリで買った商品が自動運転車に載って自宅に届くサービスの実証実験がついにスタート - GIGAZINE

in ネットサービス,   乗り物,   動画, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.