200万回再生のiPadを使った伝説のマジックが新型iPad Proを使った最新版「iPad magic pro」になって登場、画面からお札が飛び出す
iPadの画面から物を出し入れする手品ムービー「iPad magic」は2010年に公開されてから200万回以上再生されているほか、文化庁メディア芸術祭文部科学大臣奨励賞を受賞しました。2018年11月7日、登場したばかりの新型iPad Proを使った新作ムービーが公開され、目を奪われるようなマジックの数々が披露されています。
iPad magic pro - YouTube
iPadを持つ男性が指で示しているのはホームボタン。
画面の上でぐぐっと指をスライドさせると、指の動作から少し遅れてホームボタンがベゼルから抜け出します。
スワイプでホームボタンが拡大。
顔をiPadの横にかざして……
男性が画面の中に入りこんでしまいました。
ホームボタンをかみ砕こうとしています。
ホームボタンを画面から取り出しました。これでiPadが登場したばかりのiPad Proに。
さらにiPad Proを裏返した男性。
画面の中に手を突っ込み……
りんごを取り出してみせます。
これを……
再び画面の中に。
くるりんとiPad Proを翻しても、画面の中以外のどこにもりんごはありません。
りんごを拡大。
りんごが赤い布に変化。
それをするっと引き出します。
さらに……
画面の中に布がシュルシュルと引き込まれていきます。
赤い球として集約。
これを……
ポンッと取り出し。
さらに画面の中に入れると……
どんどん増殖していきます。
大量のボールをぐぐっと拳で引っ張って……
現実のボールとして一気に放出。
さらに赤いボールを使ったマジックは続きます。画面を横断するかのように横にスライドしてきたボール。
まるで画面がまだ続いているかのように、そのままポンと現実に出てきて宙に浮いています。
ヒュッと勢いよくボールが上昇し、男性の手の中に収まりました。
今度は、画面の中に再び男性が入り込みます。
画面の中でサングラスをかけると……
画面から出て来た男性もサングラスをかけた状態でした。
画面の中で黄色のサングラスに変えると……
現実のサングラスの色も変化。
さらに、顔の真横に緑色のサングラスを表示。
手をサングラスにかざし……
スライドさせるとサングラスの色が緑に。
男性のドアップ。
サングラスを外し……
画面をスライドさせます。
男性から女性へ。
iPadを持つ人も、いつの間にか男性から女性へと入れ替わっていました。
……という感じで、これ以降も音楽に合わせてテンポよく、紙幣が一気にiPadから飛び出すといったマジックが次々に繰り出されていき、目を奪われてしまいます。
マジックを行っている男性はプロデューサーでありクリエイティブディレクター兼マジシャンでもある内田伸哉さん。2010年に公開されたPad magicのムービーは以下から見ることが可能で、最新版との違いなど見比べると興味深いです。
iPad magic - YouTube
また、内田さんのTwitterアカウントにはムービーのNGシーンも公開されていました。買ったばかりのiPad Proが落下しそうになったり……
【NG集その1】落ちそうになるiPad(買ったばっかり) pic.twitter.com/nDJdjDJFI1
— Shinya Uchida(内田伸哉) (@shinyamagician) 2018年11月9日
ホームボタンが口から出ずに失敗するシーンなどありました。
【NG集その2】ホームボタンが口から出ない。(結構すべる) pic.twitter.com/XiUNxF663R
— Shinya Uchida(内田伸哉) (@shinyamagician) 2018年11月10日
・関連記事
手をかざすだけでコインがバラの花びらに変わっていくマジックが「信じがたい」として話題に - GIGAZINE
限られたマジシャンのみが使える世界最大の手品専用の種明かしサイト「Art of Misdirection」とは? - GIGAZINE
なんでも消せるスゴ腕マジシャンを困らせて環境問題を訴えるムービー - GIGAZINE
人気マジシャンが1950年代にCIAに伝授した極秘スパイテクニックの数々 - GIGAZINE
魔法のように手からファイヤーボールを「ポフッ!」と撃てる装置「PYRO」 - GIGAZINE
・関連コンテンツ