単語を入力すると無料で「その単語から連想される色」をズラリと一覧表示してくれる「Picular」
単語を検索するとそこから連想される複数の色を一覧表示してくれるサービスが「Picular」です。「海」といえば青や水色を思い浮かべますが、パッと思いついたものとは異なるテイストのものを探すために使うもよし、デザイン時に「どの色を使おうか?」と頭を悩ませた際に使うもよし、さらには日々のコーディネートのヒントに使うもよしなサービスとなっています。
Picular
https://picular.co/
Picularにアクセスし、画面左側にある入力フォームをクリック。
試しに「sunrise(日の出)」と入力し、エンターキーを押してみると……
「日の出」という単語から連想される色が、カラーパレットになって表示されました。
下のほうまでスクロールしてみると、やはり赤やオレンジ、薄茶色といった色が多く連想されていることがわかります。
気に入った色の左下に書かれている文字列をクリックすると……
「Copied to clipboard!」という言葉が表示されました。Picularでは気になる色をクリックすると、HTMLでの色名称を表すHEXカラーコードをコピーすることができます。
「こういう単語に合わせた色を使いたいけど、たとえばどんな色があるのだろう?」と気になった時に、Picularを使って手軽にカラーパレットを表示することが可能。たとえば、「Mars(火星)」であれば……
薄い赤色や黄土色、茶色といった色が連想されるとのことで、火星をモチーフにしたデザインを考案している時に役立ちます。
続いて「ocean(海)」という単語で検索してみると……
やはり海から連想しやすい青色系統のカラーパレットが表示されました。
黒や灰色に近い色もあり、夜の海や曇り空の下に広がる海を連想します。
「sky(空)」で検索すると、晴れた青空を連想する青色系統の中に、夕焼けを思い浮かばせる赤色が混じっていました。
Picularは景色や自然以外のものでも連想する色を検索可能。ためしに「dog(犬)」と入力して検索してみると……
モフモフした犬の毛を思わせる茶色系統のカラーパレットが表示されます。
「きっと白か黒のモノクロームなカラーパレットになるだろう」と想像して「Panda(パンダ)」と入力すると、意外にも茶色や緑の混じったカラーパレットになりました。緑色はパンダの主要な食物であるササから来ているのでしょうか。
実体のない概念的なものではどう表示されるのか気になったので、「passion(情熱)」で検索してみたところ……
予想していたような赤色もありましたが、意外にも落ち着いた感じのカラーパレットになりました。
「hate(憎しみ)」だと赤色の多いカラーパレット。
「Calm(穏やか)」で検索すると、青色が多い見ているだけで落ち着くようなカラーパレットが生成されました。
ほかにも「Facebook」や……
「Instagram」
「Twitter」といった固有名詞からもカラーパレットの生成が可能。
表示されるカラーパレットは必ずしも予想の通りにはならず、「なんでこの単語からこの色が連想されるんだろう?」と感じることもありました。それでも、思いつく限りのさまざまな単語を入力して、作られるカラーパレットを眺めているだけでも楽しめる無料サービスとなっていました。
・関連記事
好きな画像から数秒でカラーパレットを自動生成できる「ColorFavs」 - GIGAZINE
イラストやデザインに使いたい色と調和する色をクリック1つで教えてくれる「HUE/360」 - GIGAZINE
きれいに調和した色彩のカラーパレットを誰でもすぐ簡単に自動生成できる「Coolors」 - GIGAZINE
無料でわずか数クリックでハイクオリティなロゴが作成できるツール「hatchful」 - GIGAZINE
Googleの音声認識エンジンを使って音声ファイルから文字起こししてみた - GIGAZINE
Netflixの字幕を英和同時に表示させて英語の勉強に役立ちそうなChrome拡張まとめ - GIGAZINE
集団心理で行動や考えが人にどうやって感染していくのかを体感できる「群衆の英知もしくは狂気」レビュー - GIGAZINE
無料で翌日深夜まで使える捨てメアド&メールボックスが一瞬で自動生成可能な「anonbox」を使ってみた - GIGAZINE
・関連コンテンツ