“見る極楽浄土”「ムトゥ 踊るマハラジャ」が4K&5.1chデジタルリマスターでスクリーンに復活決定
1998年に日本で公開されてミニシアター年間興行成績1位を記録、映画公開後にはインドへの観光客まで増加したという、日本で「インド映画の代名詞」といえる作品「ムトゥ 踊るマハラジャ」が、このたび4K&5.1chデジタルリマスター版としてリバイバル公開されることが決定しました。
『ムトゥ 踊るマハラジャ』(4K&5.1chデジタルリマスター版)公式サイト
http://www.muthu4k.com/
作品のあらすじは以下のような感じ。
大地主ラージャーの屋敷で働くムトゥは、ラージャーに仕え、専属の執事兼馬車の御者兼ボディーガードとして、常に行動を共にしていた。ひょんなことから彼は旅回り一座の女優ランガと恋に落ちるが、彼が命より大切なラージャーもランガを好きになってしまったからサァ大変。そんな中、ラージャーの伯父による屋敷の乗っ取り計画が進んでいた。やがて、誤解と陰謀によってムトゥはラージャーに屋敷を追い出されそうになるが、ラージャーの母シヴァガーミがムトゥの驚くべき出生の秘密を明らかにする…。
本作はインドでは1995年に公開されていて、日本では1998年6月13日に渋谷シネマライズで公開がスタート。単館での上映でしたが、23週(約半年)という異例のロングランヒットで2億800万円の興収をたたき出し、1998年のミニシアター興行成績第1位を記録しました。
その後、全国100館規模で拡大上映されて約25万人を動員、総興行収入は4億円超えとなり、VHS・LD・DVDの販売枚数も6万枚を突破。NHK教育で地上波放送されるという、空前のヒットとなりました。
今回リバイバル上映される4K&5.1chデジタルリマスター版は、日本公開20周年を記念して制作されたもの。映像はオリジナルネガから4Kスキャン&修復作業を実施。音楽に関しては、2008年公開の「スラムドッグ$ミリオネア」でアカデミー賞作曲賞を受賞した本作音楽監督のA・R・ラフマーン氏のスタジオに保存されていた6チャンネルのオリジナル・ステレオ音源を、ラフマーン氏監修のもと5.1chデジタルリミックスしています。
©1995/2018 KAVITHALAYAA PRODUCTIONS PVT LTD. & EDEN ENTERTAINMENT INC.
パワーアップした「見る極楽浄土」を、ぜひこの機会に劇場で満喫して下さい。2018年11月23日(金)から、新宿ピカデリーほか全国順次ロードショーです。
・『ムトゥ 踊るマハラジャ』(4K&5.1chデジタルリマスター版) 作品情報
出演:“スーパースター”ラジニカーント、ミーナ、サラット・バーブ、センディル、ヴァデイヴェール
監督・脚本:K・S・ラヴィクマール
音楽:A・R・ラフマーン
撮影:アショークラージャン
日本語版字幕:松岡環
日本語字幕監修:山下博司
製作:カヴィターラヤー・プロダクション+エデン
提供:ポニーキャニオン+エデン
配給:エデン
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