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初音ミクが目の前で踊っているようにしか見えない疑似ホログラム技術を開発した猛者が登場


何もない空間に立体映像が現れるというホログラフィーは、アニメやSF映画ではおなじみの技術ですが、現実にはなかなか実現していません。そんな中、疑似的とはいえ、目の前で実際に初音ミクが踊っているような立体映像を再現する装置を開発したというN'sさんのツイートが話題になっています。


踊っている初音ミクの後ろ姿が浮かんでいるところ。初音ミクが映し出されているスクリーンは透明なプラスチック板が三角形に組まれたもので、部屋の様子が透けて見えています。


反対側にカメラが回ったところ。


また、別のツイートで公開されたムービーには、ホログラム装置の一部が一瞬映り込んでいます。どういう仕組みで疑似ホログラム映像が可能になっているのかはまだ秘密とのことでした。


この疑似ホログラム技術を作ったN'sさんは、スペックだけではなく装飾も考えて自由に構成してPCを自作する「MOD PC」の愛好家で、2017年10月にもPCケースの中で初音ミクが踊って見える透過液晶の「miku MOD PC」を制作して話題となっていました。「miku MOD PC」には、ジャンクのモニターから取り出して貼り付けた液晶パネルにMMDのムービーを流すことで、本当にそこにいるように見えるという工夫が施されていました。


なお、N'sさんによると、この疑似ホログラム技術を組み込んだ自作PCを展示したいとのことで、新しいmiku MOD PCのお披露目に期待したいところです。

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in ソフトウェア,   ハードウェア,   動画, Posted by log1i_yk

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