コラム

生きた外国語の単語が習得できるこのコンセプトで誰か何かを作って欲しい


海外で実際に使われている外国語の単語を写真に収めます。そうした写真を辞書のように集めてみたら、語学勉強もはかどると思うのですがいかがでしょうか。普通の辞書にはない生きた外国語を学ぶことができるはずです。

こんにちは、自転車で世界一周をした周藤卓也@チャリダーマンは世界各地で様々な言語と接してきました。だからといって、いろんな外国語を扱えるわけでもなく、むしろ日本語すら怪しい私なんですけど、それでも語学の勉強って楽しかったりします。そろそろ私も30代中盤、人生の折返し地点にいるかもしれないのですが語学には飽きません。それどころか積み重ねた時間の分だけ、知識も増えていくので、語学への意欲は増すばかり。だから、「海外×写真」を語学勉強に役立てたくて、こんな記事を書いてみました。

◆外国語の写真
日本で日本語が当たり前にあるように、南米ではスペイン語、フランスではフランス語であふれています。商品のラベル、お店の看板、ガラスの張り紙、そうして目につく言葉は嘘偽りのない本物の外国語でした。だから、写真に収めていました。

・スペイン語(南米)
leche=牛乳


ananá=パイナップル


pasas=レーズン


puerta=ドア


cocinas=台所


campana=ベル


correo=郵便


damas=女性、caballeros=男性、nioofños=子ども


aeropuerto=空港


trabajos=ワーク、proximos=ネクスト


salida=出口


prohibido pasar=立入禁止


pato=アヒル


basura=ゴミ


・フランス語
maison=家


mairie=役所、役場


square=小さな公園


école=学校


enfants=子ども


entrée=入口


fermé=閉められた


tout=オール


glace=アイスクリーム


このように写真と一緒にある外国語の単語って、分かりやすくないですか。

最後のところにフランス語のアイスクリームでglaceと出てきます。でも、Google翻訳を使うと「crème glacée」と出てきます。こんな感じで、紙の辞書やネットの翻訳の外国語と実際に使われている言葉では若干違ったりすることがあります。だから、このように写真で実際の外国語を紹介できたら面白いと思うのです。

◆中国語(台湾)
実はかつて台湾を旅した時に、この海外×写真で語学勉強というコンセプトの記事を書かせて頂いています。

台湾で見つけた漢字の単語は日本語でどんな意味なのか? - GIGAZINE


早餐=朝食


口香糖=チューインガム


印表機=プリンター


◆その他の外国語でも
ノルウェー語の「åpent」は開いている、開いたという意味


ドイツ語の「hauptbahnhof」は中央駅の意味。


ロシア語の「вход」は出口という意味。


インドネシア語の「mie」は麺、「rasa」は味、「ayam」は鶏という意味


理想としては、正しい文法に則って文章で外国語を扱いたいのですが、そこまでのレベルに達するのは至難の業。でも、上手じゃないからといって、黙ってしまってよいものでしょうか……。それも違います。知っている単語を繋げるだけでも現地の人は意味を理解してくれました。単語を覚えることは外国語の基礎の基礎でした。

◆複数の言語でも
「ようこそ」にあたるbenvenuti(イタリア語)、welcome(英語)、bienvenidos(スペイン語)、bienvenu(フランス語)、willkommen(ドイツ語)。


「部屋」にあたるzimmer(ドイツ語)、rooms(英語)、chambres(フランス語)、camere(イタリア語)、kamers(オランダ語)。


「塔」にあたるвежа(ウクライナ語)、tower(英語)、turm(ドイツ語)、wieża(ポーランド語)、Башня(ロシア語)、tour(イタリア語)。


「危険」にあたるdanger(英語)、bahaya(マレー語)、危险(中国語)、ஆபத்து(タミル語)で書かれた注意書き。


◆新サービスとして
現地の写真を使った外国語の辞書、単語帳というサービスというものが頭にありました。だから、旅中に写真を撮っていました。旅を終えて、自分でサービスを立ち上げられたら良かったのですが、そのような技量は私にはなく、だったら誰かがやってくれたらいいと思って、このようにまとめてみました。著作権や商標権の心配はあるのですが、このアイデアに乗って頂ける方がいるならメッセージを下さい。私は発案者ということをアピールできたらそれで満足。もし、同じことを考えていた方がいましたご自由にどうぞ。それどころか、この記事をきっかけに黙ってサービスを作ることもできます。でも、そこは性善説を取るので仕方ありません。そもそも、記事を書くことしかできない私が悪い。

仮に大きな会社から連絡が来たら、私はまた海外にいけるかもしれません。これまでの経験を活かすには、仕事として海外に行くしかないと最近気付きました。妄想暴走、ちょっと何言ってるか分からない気もしないわけではないですが、可能性がゼロではないなら口にしてみる価値はあるでしょう。そんなちっぽけ希望を胸に秘めながら、日本での代わり映えのない毎日を消化していくのです。


いずれにしても、今回の記事のように海外で生きた外国語を写真に収めていくのって意外と楽しかったりします。海外を旅される方、かつ語学が好きな方、ぜひ試してみて下さい。

(文・写真:周藤卓也@チャリダーマン
自転車世界一周取材中 http://shuutak.com
Twitter @shuutak
Facebookページ https://www.facebook.com/chariderman/
DMM講演依頼 https://kouenirai.dmm.com/speaker/takuya-shuto/)

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in コラム, Posted by logc_nt

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