試食

ベトナム版食べるラー油、かけるだけでエビのうま味とスパイスが楽しめる「SATE TOM(サテ・トム)」をいろいろな料理にかけて食べてみた


アジア系のエスニック料理には、「レモングラスの爽やかな香り」や「エビの濃厚なうま味」など独特の魅力があります。しかし、香草や魚醤、大量のエビ出汁など自分で用意するには手間や時間で難しい面があります。そんな時に、Amazonで「ベトナムの食べるラー油」という「SATE TOM(サテ・トム)」を発見し、「かけるだけ」で本格的なエスニック風な味付けになり、チャーハンなどがエスニック風の味付けになるというので料理に使ってみました。

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みなさん、
"Xin chao!ベトナム”フォーを食べたことがありますか?
サテトムを入れると、すごく美味しいでー
おススメです?
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— Xin Chao!ベトナムのアイジーエム (@igmcorporation1)


これがベトナム版の食べるラー油こと「SATE TOM(サテ・トム)」。Amazonでは3本セットで税込1343円となっています。


天面には「食べるベトナムラー油」と、わかりやすいキャッチコピーがあります。


裏には用途として「フォー」に加えると本格的な味に、「チャーハン」にかけるとエスニック風な味に早変わりするとのこと。


他にも用途が記載されており、カレー・厚揚げ・冷や奴(ひややっこ)・卵かけご飯にもピッタリとのこと。今回は、「ベトナムフォー」と「チャーハン」そして「冷や奴」にプラスしてみます。


1本あたりの大きさは9cmほどで交通系ICカード(長辺85mm)と比べるとほぼ同じ。


「レモングラスの爽やかな香りとエビの濃厚なうま味が効いた、ベトナムの食べるラー油」というフレーズの下には注意書きとして「強い辛みが特徴」「辛いものが苦手な方は注意してください」「よく混ぜてから食べるように」という旨が記載されていて、強い辛みを予想させます。


内容量は100g。原材料は「大豆油」「赤唐辛子」「レモングラス」「ガランガル」「魚醤」「乾燥えび」「にんにく」などエスニック料理によく含まれているものが記載されています。


1本あたりの熱量は591kcal。食塩相当量は5.1g。小さじ1杯5ccだと熱量が30kcalほどで、食塩相当量が0.25gほどという計算になります


フタを外すと、鮮度を保つための内ブタがあります。


内ブタをはがすと真っ赤な油と内容物とに分離したサテ・トムが登場。エビと刺激的な香辛料の香りが漂います。


スプーンで混ぜてすくってみると、ラー油のような油と揚げられたような無数の細かい具が現れます。


お皿に移してみると、見た目はまさに食べるラー油。


少し味見をしてみると、香りとうま味そして辛みがギュッと油と具に濃縮されています。レモングラスと芳醇(ほうじゅん)なエビとにんにくの香り、次に甘味とエビのうま味を感じるとすぐに猛烈な辛みを感じます。


フォー
次は料理にかけてみます、今回は既製品の食品にサテ・トムをかけます。フォーとしてエースコックの鶏だしフォーを使います。


トッピングとして、割いたサラダチキンとサニーレタスをのせます。


お湯を用意して……


サクッと完成。


出汁が利いたシンプルな味付けで、レモングラスなどの強い香草や唐辛子などの存在感の強い香辛料が入っていないのを確認。


味を確認したところで、サテ・トムを加えます。


清潔なスプーンでよく混ぜて……


投入。


フォーをよく混ぜてサテ・トムをスープと麺に行き渡らせます。


食べてみると、レモングラスが香るピリ辛のフォーに変身。エビのうま味と香辛料の辛みがプラスされて食欲が刺激されます。シンプルなフォーに途中から味の変化を加える目的でひとさじサテ・トムをプラスするのも良いかもしれません。


◆チャーハン
次はチャーハンにサテ・トムをプラスします。チャーハンは調理者の腕や加減で左右されない冷凍のもので 冷凍 出前一丁 鉄板チャーハン にサテ・トムを加えます。


1袋の半分ほどを平たいお皿によそって……


電子レンジでサクッと温めました。醤油ベースの甘い香りが漂います。


醤油色で濃い色をしていますが、甘辛い味付けで甘さがやや強め。なお、香辛料の刺激的な味付けはなし。


次にサテ・トムを用意してプラス。


チャーハンの真ん中にひとさじ分を投下。


味の偏りがあまり出ないようによくかき混ぜます。


食べてみると、最初は醤油ベースの甘い味付けだったチャーハンがさらに甘く感じエビのうま味がプラスされています。「あれ……辛くない?」と思っていると、次に辛みが襲ってきます。甘塩っぱいチャーハンがレモングラスが香るピリ辛のエスニック風チャーハンに早変わりしました。チャーハンにサテ・トムを加えても辛みが一瞬感じなかったのはフォーと違いチャーハンの場合は油が多いからかもしれません。


冷や奴
最後は冷や奴とサテ・トムの組み合わせ。冷や奴は絹ごしと木綿がありますが、今回は大豆の風味が控えめな絹ごしを選択。豆腐自体はセブンイレブンのプライベートブランドのもの。


包丁で半分に切って……


お皿に移します。


そのままだと、ひんやりと冷たくて滑らな舌触りで、ほんのり大豆が香る冷や奴。


サテ・トムをひとさじ投入。


甘みとエビのうま味があるサテ・トムに冷や奴のシンプルな味がマッチしています。冷たくて滑らかな絹ごし豆腐の舌触りはサテ・トムの辛みの刺激をやや緩和するところもグッド。エビの香りと香辛料の香りで冷や奴単体よりも箸が進みました。


サテ・トムは輸入品を取り扱っているスーパーなどで購入可能。Amazonでは記事作成時点で3本セットが送料別で税込1343円となっています。

Amazon | #582704 食べるベトナムラー油 サテ・トム 100g×3個セット | アイジーエム | ラー油 通販

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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