ハードウェア

ディスプレイ交換後のiPhone 8をiOS 11.3にアップデートするとタッチ操作できなくなる不具合が発覚


アメリカ時間の2018年3月29日より、iOS 11.3の配信が開始されましたが、サードパーティ製のディスプレイに交換したiPhone 8をiOS 11.3にアップデートすると、画面のタッチ操作が一切行えなくなる不具合が報告されています。

Third-party iPhone 8 screen repairs reportedly bricking devices with iOS 11.3 | 9to5Mac
https://9to5mac.com/2018/04/09/ios-11-3-iphone-8-display-third-party-issue/

今回問題となったiPhone 8は、非正規の修理店でサードパーティ製のディスプレイに交換が行われたものが対象です。iOS 11.2まではサードパーティ製のディスプレイでも問題なく使用できていたそうですが、iOS 11.3にアップデートすると、ディスプレイのタッチ操作が一切受け付けられなくなったとのこと。


報告によると、iPhone 8のディスプレイは小さなマイクロチップと紐付けられているようで、iOS 11.3にアップデートされたタイミングでハードウェアのチェック機能が有効になったと考えられています。

なお、この不具合をAppleがソフトウェアアップデートなどで解決するかは未定です。しかし、過去にiPhoneのホームボタンをサードパーティ製に交換すると、端末がロックされる不具合が発生したときは、更新プログラムによる対応が行われており、今回の不具合もアップデートで対応される可能性があります。

By Håkan Dahlström

一部の非正規の修理店によると、今回報告された不具合の解決方法を把握しているそうで、ディスプレイをサードパーティ製に交換した後も問題なく使用可能な状態にできるとのこと。しかし、ディスプレイ交換以外にマイクロチップのアップグレード作業が必要になるため、過去にディスプレイを交換して不具合が発生した場合は、再度修理が必要になるそうです。

なお、同不具合はiPhone 8で発生しているとのことですが、iPhone 8 Plus、iPhone Xに同じ不具合が存在するかは触れられていませんでした。

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in ソフトウェア,   ハードウェア,   セキュリティ, Posted by darkhorse_log

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