macOSもiOSに続いて32ビット版対応を終了へ、「High Sierra 10.13.4」以降は32ビット版アプリ起動時に通知を表示

Appleが、macOS High Sierra 10.13.4ベータ版のリリースノートの中で、今後のmacOSで32ビット版ソフトウェアが動作しなくなることを明らかにしました。ただちにアップデートで動かなくなるわけではないものの、10.13.4以降では32ビット版ソフトウェアに依存するアプリケーションの起動時にユーザーに対する通知が行われるようになるとのこと。
Apple Seeds First Beta of macOS High Sierra 10.13.4 to Developers - Mac Rumors
https://www.macrumors.com/2018/01/24/apple-seeds-first-beta-of-macos-high-sierra-10-13-4/

Apple prepares macOS users for discontinuation of 32-bit app support | Ars Technica
https://arstechnica.com/gadgets/2018/01/apple-prepares-macos-users-for-discontinuation-of-32-bit-app-support/
iOS向けアプリは2015年2月から64ビット版サポートが必須となり、2017年秋にリリースされたiOS 11で32ビット版への対応を終えました。
macOS向けのアプリはまだ64ビット対応が必須ではありませんでしたが、Appleは2017年6月のWWDC2017において「2018年1月以降、Mac App Storeで配信されるmacOS向けアプリは64ビット対応が必須」とアナウンス。
64-bit Requirement for Mac Apps - News - Apple Developer
https://developer.apple.com/news/?id=06282017a

そしてmacOS High Sierra 10.13.4ベータ版で、32ビット版対応が近いうちに終わることが明らかになりました。
32ビット版対応を終える時期が具体的にいつごろなのかは明記されていませんが、iOSの前例をそのまま当てはめると、2020年ごろにはサポートが打ち切られると考えられます。
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in ソフトウェア, Posted by logc_nt
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