燃えさかる山火事の側で果敢に野性のウサギを助ける男性のムービー
現地時間で2017年12月4日にアメリカのカリフォルニア州南部で発生した山火事は、7日の時点で非難対象者が20万人にもなる大規模なものに拡大しており、炎の広がりが速く消火活動が追いついていないという報道もあります。被害地域も増え続けており、一刻も早い事態の収束が望まれますが、そんな状況下である男性がとった行動が大きな反響を呼んでいます。
Everyone's sharing this video of a man saving a rabbit from the California wildfires
http://mashable.com/2017/12/07/man-saves-rabbit-california-wildfire/
カリフォリニア州南部で発生した山火事の詳細については以下の記事にまとめられています。山火事による被害は乾燥と強風により広範囲に拡大しており、ロサンゼルス郊外の高級住宅地を含め避難対象は少しずつ広がっています。
ロサンゼルスで撮影された高速道路に迫る山火事が戦慄すぎる光景 - GIGAZINE
そんなカリフォルニア州南部で発生した山火事の中で、ある男性が野性のウサギを助けるシーンが撮影され、大きな話題を呼んでいます。
Man risks life to save wild rabbit during SoCal wildfire | ABC7 - YouTube
まさに山火事でメラメラと燃える炎の側を……
走る男性のシルエットが映し出されます。
男性のすぐ目の前を、小さなウサギが駆け抜けます。
火元の方向へ逃げていってしまったウサギを見て、思わず頭を抱えてしまう男性。
男性はいかにもソワソワした様子で歩き回りながらも、ウサギの近くから離れることができません。
ぴょんぴょんしながら離れすぎることなく、かといって火の中に飛び込むこともできずに右往左往。
しかし、途中で手を差し出すようにして何かを見つめる男性。
しゃがみ込んで何かを抱えるようにして……
野生のウサギを確保。
そのまま優しく抱きしめるようにして火元を立ち去ります。
このムービーに対して、多くの人が「尊敬する」や「勇気ある行動」、「本物のヒーローだ」などといったコメントが付いています。男性の取った行動はとても勇気ある行動ですが、非常に危険な行為なので安易にマネすべきではありません。
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