「ポケモンGO」登場から148日間で交通事故により最大8000億円の損害が出たという研究結果が発表される


スマートフォン向けゲーム「Pokémon GO(ポケモンGO)」は、リリースされてから1年以上が経過してもなお根強い人気を誇り、2017年11月24日~26日に鳥取砂丘を舞台として開催された「Pokémon GO Safari Zone in 鳥取砂丘」には3日間で約8万7000人が参加しました。しかし、ポケモンが欲しくて無茶をしてしまう人も少なくなく、ポケモンGO登場から148日間に起きた交通事故による損害は全米で最大8000億円規模にも上るという研究結果が発表されています。

Death by Pokémon GO by Mara Faccio, John McConnell :: SSRN
https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=3073723


People driving while playing Pokémon Go caused millions in damages in 148 days - The Verge
https://www.theverge.com/2017/11/26/16689826/pokemon-go-death-damages-indiana-economics

パデュー大学の経済学者であるマラ・ファシオ氏とジョン・マコーネル氏は、ポケモンGOがリリースされた2016年7月から148日間のインディアナ州ティピカヌー郡での事故報告書を調査。前年同時期と比較して、交通事故が286件多く発生したことを突き止めました。

事故のうち134件はポケストップに設定された場所の近くで発生していて、ポケストップ周辺での事故発生率は、ジム周辺よりもはるかに多いものだったとのこと。これは、アイテムを手に入れるためにポケストップへと近づいたときに、周囲の安全確認が不足していて、事故に巻き込まれたものとみられます。

ティピカヌー郡のみでも、事故による損害は520万ドル(約5億8000万円)~2550万ドル(約28億4500万円)に上っており、これを全米規模に換算すると20億ドル(約2230億円)~73億ドル(約8140億ドル)になると考えられています。

日本でも運転中に「ポケモンGO」をプレイしていたことに起因する交通事故で死者が出たり、バスの運転手が営業運転中に「ポケモンGO」をプレイしていたところを見つかるなど、多くの影響が出ています。直近の鳥取砂丘でのイベントでも、参加者とみられる複数の人がJRの線路内に立ち入り、鳥取県警が鉄道営業法違反の容疑で捜査を行っています。

くれぐれも、マナーを守って、人に迷惑をかけないように、そして安全に楽しみましょう。

by Tumisu

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